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「ご注文お伺いいたします！」
あれから２ヶ月が過ぎた。
「今日も来られてないか・・」
バイトに入るたびに、
北山さんが来店されるのを期待してたけど
結局あの時のお礼を言えないまま。
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あの日からきすまいのことを
よくチェックするようになった私。
少しだけ北山さんのことも詳しくなった。
「すごーい！今日もテレビに出てる！！」
北山さんをテレビ越しに応援しながら
いつかお店に来てくれることを願ってた。
.
「後藤さん、ゴミ出してきて」
「はいっ！」
厨房から任された
大きなゴミ袋を持って店の外に出た。
「うぅ・・寒い・・」
外は気温も低く、白い息が見える。
「よいしょっ・・と」
ゴミ袋を捨てて店内に戻ろうとした時、
奥に見えた白い煙。
それと同時にタバコの匂いを鼻に感じた。
(誰かお客さんかな・・？)
ちらって一瞬覗いてみた。
「えっ・・？」
そこにいた人の姿に驚いて固まった。
タバコの火を消して
店内に戻ろうとするその人。
「ま、まってください・・っ！」
思わず後ろから呼び止めた。
私の声にびっくりして振り向いたその人。
やっぱり・・
北山さんだ・・・！
「ずっとお礼したかったです・・」
「お礼・・？」
「あの、お皿割った時の・・」
「・・あっ、あの時の！」
「本当にすみませんでした・・」
「全然いいよ。あれから割ってない？」
「え、えっと・・」
「んはは、その感じじゃ
何回かやってるな」
「すみません・・」
思えば、バイトの研修も終わったのに
まだまだ失敗が多い未熟な私。
そんな自分が情けなくなって
少し落ち込んでたら
「店員にそんな顔されたら
メシがまずくなんだろ」
「えっ・・？」
「いー、ってして？」
「・・・？？」
「もー、こうすんの！」
急に北山さんが私のほっぺをつまんで
ぎゅーって横に伸ばした。
「いぃぃぃ・・っ」
「んふふ、変な顔ー」
「は、はなひてくだひゃい・・っ」
んははって笑いながら
そっと私のほっぺから手を離した。
「接客業は笑顔が大事だぞ？」
「は、はい・・」
「もっと笑顔で頑張れ」
「はい・・」
だめだ。
せっかくお礼を言おうと思ったのに
なぜか励まされてしまってる。
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やまみつ(プロフ) - メロさん» こんばんは！お待たせしてしまいすみません（泣）久しぶりの更新です。急展開です。楽しんで読んでいただけると嬉しいです◎ (2017年7月2日 23時) (
レス) id: f90c4f8e8d (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - tsubakichanさん» こんばんは！本当にお久しぶりです（泣）やっと更新ができました！急展開です！楽しんで読んでいただけると嬉しいです◎ (2017年7月2日 23時) (レス) id: f90c4f8e8d (このIDを非表示/違反報告)
メロ - 更新ありがとうございます。キスしゃったり主人公ちゃんも帰っちゃったり、すごい状況で仲直りができるか私まで不安です(笑)リアルとの両立は難しいですよね。ゆっくりで大丈夫です。私達は気長に待っているので、(リアルが)落ち着いてからゆっくり書いてください。 (2017年1月5日 1時) (レス) id: 2ca1bbbf12 (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - いつも更新の事を気にされているようですが、ご自分のペースで自由にして頂くのが一番ですよ。 私は、こちらのヒロインちゃん大好きなので、無事に完結されるまで、いつまでもお待ちできます。逆に、お忙しいのに更新ありがとうございました。 (2016年10月9日 6時) (レス) id: 5589304e39 (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - 更新、お疲れ様です。甘々展開ではなかったですね〜。早く追いかけて！どんな理由か知りませんが『キスして、ゴメンはないだろ！』と泣かせてばかりで、いつまでも煮え切らないみっくんに少しイラっとしました。(苦笑) (2016年10月9日 6時) (レス) id: 5589304e39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまみつ
| 作成日時：2015年11月13日 1時
