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真っ暗なビルの中で、

一か所だけ電気が点いていた部屋。






「この部屋の中で、知り合いが

 ディナーを用意してくれるから」


「は、はい・・」




.





部屋に入った瞬間、

目に入った






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大きなベッドとカメラ、照明機材。







.







逃げなきゃ。







そう思った時にはもう遅かった。








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無理矢理、ベッドに押し倒されて









「じゃ、服脱ごっか」



「や、だ・・っ」



「俺のこと信じた君が

 悪いんだからね」



「やめ、て・・っ」







力ずくで手首を押さえられて

抵抗もできず、

ただただ脱がされていく。





.





怖い。






.







「・・・っ、」



目から涙がこぼれた。






.







.









〜♪



突然、みのるさんのケータイが鳴った。






「あ?」




一瞬、ケータイが入った鞄のほうに

目を向けたみのるさん。









(今だ・・!!)




ドンッ・・!







思いっきり

みのるさんの急所を蹴った。









「・・・うっ、!」



あまりの痛さにうずくまったみのるさん。






その隙に慌てて部屋から飛び出した。






.







「待て、こら・・っ!!」



後ろからみのるさんが追いかけてくる。






「誰か・・、」



このままじゃ、追いつかれちゃう・・






.






角を曲がった瞬間、





「きゃっ、・・!」





誰かにぶつかった。







.







「すみませ・・、っ!?


グイッていきなり

その人に腕を引っ張られて






.






「・・・!?!?」


気づいたら抱きしめられていた。







.







(誰・・!?)



ちらって、顔を上げると






.







「嘘・・」



「久しぶり」






.







目の前にいたのは






.








私がずっと忘れられなかった人。








.






.







「北山さ・・っ

「しーっ、・・」





びっくりして思わず

大きな声を上げかけた

私の口に指を当てて、









「バレちゃうよ」


小さな声でつぶやいた。



.

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やまみつ(プロフ) - メロさん» こんばんは!お待たせしてしまいすみません(泣)久しぶりの更新です。急展開です。楽しんで読んでいただけると嬉しいです◎ (2017年7月2日 23時) (レス) id: f90c4f8e8d (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - tsubakichanさん» こんばんは!本当にお久しぶりです(泣)やっと更新ができました!急展開です!楽しんで読んでいただけると嬉しいです◎ (2017年7月2日 23時) (レス) id: f90c4f8e8d (このIDを非表示/違反報告)
メロ - 更新ありがとうございます。キスしゃったり主人公ちゃんも帰っちゃったり、すごい状況で仲直りができるか私まで不安です(笑)リアルとの両立は難しいですよね。ゆっくりで大丈夫です。私達は気長に待っているので、(リアルが)落ち着いてからゆっくり書いてください。 (2017年1月5日 1時) (レス) id: 2ca1bbbf12 (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - いつも更新の事を気にされているようですが、ご自分のペースで自由にして頂くのが一番ですよ。 私は、こちらのヒロインちゃん大好きなので、無事に完結されるまで、いつまでもお待ちできます。逆に、お忙しいのに更新ありがとうございました。 (2016年10月9日 6時) (レス) id: 5589304e39 (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - 更新、お疲れ様です。甘々展開ではなかったですね〜。早く追いかけて!どんな理由か知りませんが『キスして、ゴメンはないだろ!』と泣かせてばかりで、いつまでも煮え切らないみっくんに少しイラっとしました。(苦笑) (2016年10月9日 6時) (レス) id: 5589304e39 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やまみつ | 作成日時:2015年11月13日 1時

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