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「・・・・・っ」
自分でもよくわからない感情が私を襲う。
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「待って・・っ」
カラオケ店を出てすぐ
慌てて宏が追っかけてきた。
「家まで送る・・っ」
息を切らしながらそう言った宏。
でも
「大丈夫・・・っ」
そう言いながら宏を置いて走りだす。
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すぐにドキドキしちゃう私と
いつも余裕な宏。
“つりあってない”
そんなの薄々感じてた。
いつか宏に合わせられるように
なれたらいいなって、のんきに考えてたけど
そんな保証どこにもない。
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宏が好き。
その気持ちに気づくことができて
やっと想いがつながった。
それなのに
経験のない自分が恥ずかしくて
みじめで情けない。
とっても悔しくて
とっても苦しくて
どうしたらいいかわかんない。
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この感情が溢れてしまわないうちに
宏にぶつけてしまわないうちに
宏のもとから逃げ出したかった。
早く逃げ出してしまいたかったのに・・
.
.
「・・行くなよ」
すぐに宏の腕の中に捕まえられた私。
宏が私を強く抱きしめる。
.
「よ、用事が・・っ
「嘘つき」
「えっ・・？」
「んなの最初からねーんだろ」
「なんで・・っ」
「そんなの、
Aの顔見てたらわかるっつの」
そっと体が離されて
「来て」
そのまま私の腕を引っ張って
どこかに連れて行こうとする宏。
「ちょっ、どこ行くの・・っ」
「２人で話せる場所」
「えっ・・？」
「ちゃんと俺に話せよ。
今Aが思ってること」
「で、でも・・・っ」
「今聞いてあげねーと、
どうせ１人で抱え込んで
苦しくなんだろ？」
「・・・・・っ」
「家に帰ってからびーびー
泣くんなら、俺の前で泣けよ」
呆れたような口調なのに
どこか優しさがあって
ちょっと強引で男らしい。
そんな宏に腕を掴まれて
安心しちゃってる私。
やっぱり宏が好きなんだ。
そう実感するとともに
きゅーって胸の奥が痛んだ。
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やまみつ(プロフ) - ゆうなさん» こんにちは^^！コメントありがとうございます！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ こちらがURLとなっております♪ 特別編でお待ちしております^^ わざわざコメントしていただきありがとうございました！ (2015年11月8日 11時) (
レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - こんばんわ！いつも更新楽しみにしています！！特別編を見たいのですがどーすればいいのですか？？ (2015年11月8日 1時) (レス) id: ae8d783771 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» すみません…！メッセージでURLが送れなかったので、こちらに貼らせてください(>_<) http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ もしまた見れないなど不具合がありましたら教えてくださいね◎ わざわざコメントしていただきありがとうございました^^ (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» こんにちは^^！コメントありがとうございます◎ あれれ…なぜでしょう(>_<) 私もわからないので、メッセージ送らせてください…！ (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん。(プロフ) - こんばんは。いつも更新楽しみにしてます。特別編のリンクが見つからないのですが、どこにありますか？作者さんの作品リストにも拝見下のしたのですが、見つかりません(><) (2015年11月3日 9時) (レス) id: fb8b1c51d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまみつ
| 作成日時：2015年10月25日 21時
