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しばらくして離れた唇。
今にも鼻と鼻がくっつきそうなほど
宏の顔が近くにあって
目を合わすことができない。
フッて宏が笑ったと思ったら
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―――――――また唇が重なった。
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「んっ、は、・・んっ///」
私の唇をついばむように
何度も何度も宏の唇が触れる。
「んっ、も、宏っ・・///」
「・・なに?」
「も、だめっ、・・んっ///」
ちゅっ、ちゅっ、って私の言葉を
遮るように何度も重なる唇。
必死に宏の胸を押して
抵抗しようとするけど、うまく力が入らない。
どきどきどきどき・・って
私の心臓はどんどん加速していって
このままだとおかしくなっちゃう・・
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「も、もう・・
だめ・・・っ!!!」
あまりに耐えられなくなって
精一杯の力を振り絞って
宏の体を押し返した。
ようやく2人の間にできた距離。
必死に乱れた息を整える。
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「ごめん、ちょっと意地悪しすぎた」
そっと私の頭を撫でたあと、
元の位置に戻っていった宏。
次なに歌おっかなーって
さっきまでのことがまるで
なかったかのようにふるまってる。
そんな宏に対して
いまだに顔を真っ赤にして
下を向いたままの私。
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ふと
やっぱり宏とは違う。
そんなことを考えた。
あんなに恥ずかしいキスをしたのに
終わった途端、何も気にせず
しれっとしてる宏。
なのに私の心臓はまだ
ドキドキがおさまらない。
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私だけ・・?
こんなにドキドキしちゃうのは
私だけなのかな・・
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なんか恥ずかしい・・
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「ちょっとお手洗いに
行ってくるね・・っ」
一旦、気持ちを落ち着かせようと外に出た。
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やまみつ(プロフ) - ゆうなさん» こんにちは^^!コメントありがとうございます!http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ こちらがURLとなっております♪ 特別編でお待ちしております^^ わざわざコメントしていただきありがとうございました! (2015年11月8日 11時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - こんばんわ!いつも更新楽しみにしています!!特別編を見たいのですがどーすればいいのですか?? (2015年11月8日 1時) (レス) id: ae8d783771 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» すみません…!メッセージでURLが送れなかったので、こちらに貼らせてください(>_<) http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ もしまた見れないなど不具合がありましたら教えてくださいね◎ わざわざコメントしていただきありがとうございました^^ (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» こんにちは^^!コメントありがとうございます◎ あれれ…なぜでしょう(>_<) 私もわからないので、メッセージ送らせてください…! (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん。(プロフ) - こんばんは。いつも更新楽しみにしてます。特別編のリンクが見つからないのですが、どこにありますか?作者さんの作品リストにも拝見下のしたのですが、見つかりません(><) (2015年11月3日 9時) (レス) id: fb8b1c51d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまみつ | 作成日時:2015年10月25日 21時