私とオオカミくん３

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「ねぇ」



「ん？」



「えっちなこと考えてるでしょ」



「あ？」



「だって顔緩みすぎ・・///」



「んなの当たり前じゃん」



「え？///」



「一晩一緒とか、もうやりたい放題・・」



「なっ、・・最低っ、！！宏の変態！！///」



「はぁ？男なんだから仕方ねーだろ」



「えっちなことばっか考えて・・///」



「それはAもだろ」



「えっ・・？///」



「さっき母ちゃんに

　泊まり来いって言われた時、

　相当顔赤かったぞ、A」



「そ、そんなことない・・っ///」



「はい、嘘〜。ぜってー変なこと考えてた」



「ち、違うってば・・っ///」








まぁ、たしかに・・



少し想像してしまったのですが・・///







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課外が始まってから、

ずっと一緒に帰れなかったから

こうして私の家まで

送ってもらうのは久しぶり。





久しぶりだからこそ、

いつも以上に時間が早く感じて。







「もう着いちゃった・・」



「・・だな」



「ありがとね、宏」



「おう」



「じゃ、また明日・・」



宏に背を向けて家に入ろうとしたら









「A」


突然、腕を掴まれた。








「宏・・？」



「まだ課外あんだよな・・」



「うん・・」



「またしばらく一緒に帰れねーな・・」



しゅんって、寂しそうに眉を寄せた宏。







「宏、ごめ・・

「なんかあったら言えよな」




「えっ・・？」



「いつでも飛んでってやる」



「宏・・」


んふふって優しく微笑んでる。








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えっちだし、強引だし、

たまに困っちゃうこともあるけど、





いつも私のことを考えてくれる、優しい宏。





そんな宏が大好き。




やっぱり私には宏しかいないよ・・









「じゃあな」



「うん、ありがと」






去り際に、ちゅっ、って

軽くキスをしてくれた。




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