私とオオカミくん３

095 ページ5

.




カフェを出て、

友達とカラオケに行ったときの話とか

普段なに歌うのかとか

そんな話してたらあっという間に到着。







「どっちからいく？」



「えっと・・私は後がいいな・・///」



「おっけー、じゃあ俺から歌うね」





そう言って歌い始めた宏。








宏の声はとってもきれいで思わずうっとり。




宏が歌っている最中、ずっとその姿を見つめてた。









こんなにかっこいい人が私の彼氏なんだ・・








いまだに信じられない・・








.








.








歌い終わった宏が一言。








「んな見んなよ」




「へ・・？」




「へ？じゃねーよ。

　俺が歌ってる最中、俺のこと見すぎ」




「ご、ごめん・・っ///」









持ってたマイクを置いて









「そんなに俺のこと好きなの？」





そう言いながら距離をつめてきた宏。









「え・・っ///」




急にそんなことを言われて戸惑う私。






そんな私のことなんか気にせず、

宏はどんどん距離を近づけてくる。









「ねぇ」




「な、なにっ・・？///」









.









「キスしない？」




「えっ・・？///」




「いいから」




「で、でも・・こんなとこで・・っ///」









慌ててる私に構わず

顔を近づいてきた宏。








「・・・・っ///」







恥ずかしさのあまり、

つい反射的に顔をそむけたけど









.









「ばか、よけんな」









.









ぐいって後頭部を手で押さえられて








.







「・・・・んっ///」









そのまま強引にキスされた。



.

096→←094

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す