私とオオカミくん３

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「私、そろそろ・・」



「えーもう帰っちゃうの？」






あのあと、

復活したオオカミくんから

逃げ回るのに必死になってたら

いつのまにかもうこんな時間。









「もうちょっといてよ」


ぎゅって後ろから抱きしめられた。









「ごめんね、宏。

　今日お父さん早く帰ってくるから

　そろそろ帰っとかないと怒られちゃう」



「んー、そっか。なら仕方ねーな」





しゅんって寂しそうに

私の肩にあごを乗せてる。









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「A」



名前を呼ばれて、

宏の方に顔を向けた瞬間、







ちゅっ、







唇が触れた。









「・・・・っ///」



「んふ、また照れてる」




かわいーってぎゅうしてくる宏。






そんなことされたら

帰りたくなくなっちゃう・・








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「またおいで」



「うん・・」



「次はもっかいする」



「えっ！？///」



「もっと激し・・

「だぁーーーーっ！！///

　私帰るね・・・っ！///」





恥ずかしくなって

宏の腕の中から逃げ出した。









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「おじゃましましたー」



「はーい」






結局、宏が私の家まで

送ってくれることに。









「次はお母さんとゆっくり

　できたらいいなー」



「そだな。今度はちゃんと

　覚えとけって言っとく」



「ふふ、宏も私の親に会ってみる？」



「・・えっ！？」



「あれ、やだ・・？」



「や、やじゃねーけど・・」



「なに？」



「んな気軽に会えるもんじゃねーだろ」



「どうして？」



「なんかこう・・・」



「・・ん？」



「いろいろと準備っていうか・・」



「・・準備？」



「ほ、ほら、緊張もすっから・・」



「・・ふふっ」



「・・なんだよ」



「宏らしくないなぁって思って」



「はぁ？・・彼女の親に会うんだから

　誰でも緊張くらいすんだろっ///」



「ふふ、今度お父さんに聞いてみるね」



「・・・・・・///」









私の親に会った時の宏は

どんな感じになるのかな。




・・・・・今から楽しみ///



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