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そして約束の土曜日。
「お待たせ・・///」
「おう」
駅で宏と待ち合わせ。
宏ん家に行くのは初めて。
「じゃ、行くか」
宏が私の手を引っぱって
連れて行ってくれた。
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「ここだよ」
駅から5分くらいで着いたお家。
「わぁ、きれいだね///」
「そうか?まぁ、新築だかんな」
どうぞって玄関まで誘導してくれて
いよいよ入ろうとしたとき
ガチャって玄関のドアが開いた。
「あら!」
そこから出てきたのは
「かぁちゃん?」
宏のお母さんだった。
「は、はじめまして・・っ///」
「あ、あなたがAちゃんね!
やだーかわいい子じゃないっ」
バンバンって宏の体叩きながら
なぜか自分が照れちゃってるお母さん。
「てか宏光・・!あんたAちゃん
来るの来週じゃなかったの!?」
「はぁ?今週って何回も言ったろ」
「えー、お母さん仕事入れちゃったわよ」
「は?今から行くの?」
「そうそうっ、ごめんねー
Aちゃん、いっぱいお話
したかったんだけど・・」
「いえいえ・・っ、
また楽しみにしてますっ///」
「もーなんていい子なの・・
あんたにもったいないくらいだわ」
「うるせーな・・っ」
「まぁ、せっかくだから中に上がって
ゆっくりしていってね!」
「ありがとうございます・・っ///」
「宏光、棚の中にお菓子あるから
それ出してね、あとお茶が・・」
「はいはい。わかったから
仕事いってらっしゃい」
「行ってきまーす!」
とっても元気なお母さん。
それから見えなくなるまで
私たちに手を振ってくれてた。
「いいお母さんだね///」
「まぁな。忘れっぽいけど」
今日のこと忘れるとか
ありえねーだろって半ば呆れ顔の宏。
「ま、とりあえず上がれよ」
「うん、ありがとう///」
普通に玄関から上がろうとしたとき
あれ・・?
ちょっとまって。
今、このお家には私と宏以外
誰もいないってこと・・?
「ま、まずい・・」
「ん?なんか言った?」
「あ、ううん・・っ、
なんでもない・・///」
心の準備なんてしてきてないのに・・
お母さんがいなくなったために
一気に不安になった私。
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やまみつ(プロフ) - ゆうなさん» こんにちは^^!コメントありがとうございます!http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ こちらがURLとなっております♪ 特別編でお待ちしております^^ わざわざコメントしていただきありがとうございました! (2015年11月8日 11時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - こんばんわ!いつも更新楽しみにしています!!特別編を見たいのですがどーすればいいのですか?? (2015年11月8日 1時) (レス) id: ae8d783771 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» すみません…!メッセージでURLが送れなかったので、こちらに貼らせてください(>_<) http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ もしまた見れないなど不具合がありましたら教えてくださいね◎ わざわざコメントしていただきありがとうございました^^ (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» こんにちは^^!コメントありがとうございます◎ あれれ…なぜでしょう(>_<) 私もわからないので、メッセージ送らせてください…! (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん。(プロフ) - こんばんは。いつも更新楽しみにしてます。特別編のリンクが見つからないのですが、どこにありますか?作者さんの作品リストにも拝見下のしたのですが、見つかりません(><) (2015年11月3日 9時) (レス) id: fb8b1c51d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまみつ | 作成日時:2015年10月25日 21時