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「経験があるとかないとか、
んなの関係ねーよ」
「で、でも・・」
「俺はAじゃねーとダメなの」
「えっ・・?」
「A以外考えられねーんだよ」
「宏・・」
「だからそんなこと言うなよ」
ちょっと寂しそうにつぶやいた宏。
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そっと体が離された。
「あとな、Aは自分ばっか
動揺してるみたいな言い方してっけど
俺だって一応、緊張したり、
ドキドキしたりしてんだからな」
「え、そうなの・・?」
「試してみる?」
「えっ・・?」
宏の手が私の頬を包み込んだ。
「ひ、宏っ・・?///」
にやって怪しく笑ったと思ったら、
「・・・・んっ///」
―――――――そのままキスされた。
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何度も何度も重なる唇。
「んっ、宏っ・・///」
カラオケルームでしたあのキスみたいに
ちゅっ、ちゅっ、って離してくれない。
あの時と同じように、
心臓がどんどん速くなってく。
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(もう耐えられない・・・っ///)
また宏の体を押し返そうとしたとき、
ようやく唇が離れていった。
頬に手を置いたまま、
私を見つめてくる宏。
「んふ、顔真っ赤」
「・・・・・・っ///」
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ほら。
宏はこんなに余裕な表情してるのに
私は顔赤くして、体も熱くて、
一向にドキドキがおさまらない。
やっぱり、宏とは違うよ・・
「俺、余裕そうに見える?」
「うん・・・」
「じゃあ、ここに耳当ててみ?」
宏が指さしたのは自分の左胸。
「えっ・・?」
「いいから」
言われるがままに、
そっと宏の胸に耳を当てた。
「聞こえる?、心臓の音」
宏の匂いとぬくもりに
おかしくなりそうな中、
必死に自分の耳をすます。
どきんどきんどきん・・・・
あれ・・?、結構速い・・?
「ほんとだ・・」
「わかった?、ドキドキしてんの」
「うん、聞こえた・・」
「いつもはかっこわりぃから、
Aにバレないように隠してる」
んふふって照れたように笑った宏。
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やまみつ(プロフ) - ゆうなさん» こんにちは^^!コメントありがとうございます!http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ こちらがURLとなっております♪ 特別編でお待ちしております^^ わざわざコメントしていただきありがとうございました! (2015年11月8日 11時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - こんばんわ!いつも更新楽しみにしています!!特別編を見たいのですがどーすればいいのですか?? (2015年11月8日 1時) (レス) id: ae8d783771 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» すみません…!メッセージでURLが送れなかったので、こちらに貼らせてください(>_<) http://uranai.nosv.org/u.php/novel/yamami01122/ もしまた見れないなど不具合がありましたら教えてくださいね◎ わざわざコメントしていただきありがとうございました^^ (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - みっちゃん。さん» こんにちは^^!コメントありがとうございます◎ あれれ…なぜでしょう(>_<) 私もわからないので、メッセージ送らせてください…! (2015年11月3日 10時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん。(プロフ) - こんばんは。いつも更新楽しみにしてます。特別編のリンクが見つからないのですが、どこにありますか?作者さんの作品リストにも拝見下のしたのですが、見つかりません(><) (2015年11月3日 9時) (レス) id: fb8b1c51d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまみつ | 作成日時:2015年10月25日 21時