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病院に着いて真っ先に
Aの病室に向かう。
「・・・北山くん!?」
病室の前にいたおじさんとおばさん。
「すみません・・」
「どうして・・?」
「やっぱり俺・・諦めきれないです」
「えっ・・?」
「Aとの結婚・・諦めきれないです」
俺の言葉を聞いて黙り込んだ2人。
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しばらくしておばさんが
重たい口を開いた。
「あの子・・記憶が一切ないうえに
北山くんのことを思い出そうとすると
体にすごい負担がかかってしまうの・・」
そんなの・・・
「北山くんだって苦しむことになるのよ・・?」
そんなの・・・わかってる。
「たしかに・・
これから先苦しいこと
ばかりかもしれません・・」
俺の記憶がない。
俺のことを思い出そうとすると苦しむA。
俺との記憶を取り戻そうとすることすらできない。
「結婚なんて・・
簡単にできるわけない・・」
そんなの・・・わかってるよ。
「でも・・・」
それでも俺は・・
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「・・・Aじゃなきゃダメなんです」
「えっ・・?」
「俺の相手はAじゃなきゃダメなんすよ・・」
おじさんとおばさんに俺の
精一杯の気持ちをぶつけた。
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清華(プロフ) - この物語、とても素敵です...機会が有るのなら、続きが見たいです (2020年3月4日 1時) (レス) id: 1c085b2c66 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - (名前)遥花☆さん» こんにちは^^ コメントありがとうございます! お久しぶりです◎ そうですね…きっとみっくん本人も何事にもまっすぐで強い人間なんだろうと勝手に妄想しております。笑 主人公ちゃんの記憶が早く戻りますように…これからも見守っててくださいね^^ (2015年11月9日 15時) (レス) id: 76f445c12a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)遥花☆(プロフ) - やまみつさん…おはようございます。北山さんのまっ直ぐで一生懸命で、困難に自ら向かって行く勇ましさが、本当の北山さんをそのま描いているようで…切ないけれど…でも凄く人としての器の大きさを感じます☆主人公ちゃん…お願い!ゆっくりでいいから、思い出してね (2015年11月9日 7時) (レス) id: 57b9d054d4 (このIDを非表示/違反報告)
やまみつ(プロフ) - ichigojamujamuさん» こんばんは^^コメントありがとうございます!私も書いていてなんだか悲しくなるときもありますが、これからも更新頑張りますね♪ 応援ありがとうございます!とても力になりました◎今後もよろしくお願いします^^ (2015年10月14日 18時) (レス) id: 42d06ce784 (このIDを非表示/違反報告)
ichigojamujamu(プロフ) - ドキドキしたり切ないお話ですが続き頑張ってください!気になりますので. (2015年10月14日 16時) (レス) id: e49c46559d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまみつ | 作成日時:2015年10月11日 17時