パーティ その後2 ページ15
「げ、まだ皿あるのか…」
「すいません………私がラーメンを食べてしまったせいで…」
「いやいいよ!こっちは慣れっこだからな!」
「わ、私もお手伝いさせて下さい!」
「いやいや!こっちは男二人でぎゅうぎゅうなんだ、女の子が入る隙間もねぇよ。マステラはワルキューレの皆と一緒にいな!」
「すいません…ありがとうございます、チャックさん」
「ん?」
「ラーメン、すっごく美味しかったです!初めて食べて…本当に!美味しかったです!!」
「!…そりゃよかった!」
「また、作って頂けますか…?」
マステラはおず、と聞いた。
「勿論だぜ!何杯でも作ってやる!」
「…!!ありがとうございます!!」
マステラはぱあ、と顔を明るくさせた。
そのまま皿を台所のそばに置き、ありがとうございます、とその場を後にした。
「……お前本当に女好きだな」
「かわいいんだから当たり前だろ?さあて!ちゃっちゃと皿洗って新作ラーメンを考えねえとな!」
ハヤテは心の中で、材料足りんのか…?と思った。
後日開催されたチャック新作ラーメン発表会で、マステラが脅威の38杯完食(材料不足により中断)を記録したとかしなかったとか。
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作者名:ちゃまろ。 | 作成日時:2020年3月11日 0時