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文化祭をいよいよ今週末に控えて、学校の空気が一段と浮き足立っている。
こんな時だからかな。
イベントがあると、みんないつもよりウキウキしたり、ソワソワしたりするんだと思う。
私もそう。
より気持ちが敏感になる。
そして、それぞれの色んな気持ちが、ぶつかり合うんだ。
茉奈「Aちゃん」
「あ、茉奈ちゃん」
茉奈「久しぶり」
休み時間、廊下を歩いてたら、茉奈ちゃんとバッタリ会った。
茉奈「文化祭もうすぐだねぇ」
「うん。そうだね」
茉奈「Aちゃん、よかったらチア観にきてね」
「もちろん。絶対観るよ」
思いきり頷いたら、嬉しそうにありがとうと笑う。
茉奈「部活ばっかりでクラスは全然手伝えてないっていうね」
「、それはしょうがないよ。部活頑張ってるんだもん」
茉奈「ふふ、まぁね。Aちゃんのクラスはどんな感じ？準備進んでる？」
「うん。倉岡くん力持ちだからすごく助かってるよ」
そう言うと、茉奈ちゃんは顔を曇らせた。
「…茉奈ちゃん？」
茉奈「あ、ううん。そっか、直樹、力仕事得意だからね！」
慌てて笑顔を見せる茉奈ちゃん。
どうしよう…
私、まずいこと言っちゃったかな。
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K,I,O,H,W,D - はじめまして！このお話最高です！翔君推しの私からしたら得しかなくて笑続きを楽しみにしています！作者さんのペースで頑張ってください！応援しています！ (2020年11月17日 13時) (
レス) id: 522229740f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ | 作成日時：2020年4月22日 18時
