1人きりの少女と6つの光【すとぷり】

ネコ ページ28

レ「おかえりーお腹すいたー」
『作るからお風呂行ってきなー』
レ「はーい」
『今日の夜ご飯はー、何にしよう
……あっ！！ない！！』
セ「何がないの？」
『明日の朝ごはんに使うハムがない』
セ「あらら…」
『どうしよ…これじゃ明日の朝ごはんのトースト、チーズだけになっちゃうよ…』
セ「どうすんの？」
『うーん…ご飯食べた後にコンビニ行ってくるかー』
セ「私も着いて行こうか？」
『うーん…いやいいよ、一人で行ってくるからお留守番お願い』
セ「そう？分かった！！」
『とりあえず、、今日の夜は白身魚のフライにしようかな！！あとはお味噌汁かな？』
セ「お味噌汁！やったー！」
『ほんとに好きだよねお味噌汁』
セ「Aの作ったお味噌汁美味しいんだもん！」
『そりゃどうも、、よーし作るかー』
……20分後……
『よし！！出来たー』
レンもお風呂から出てきたし
『おーいご飯食べるよー』
レセ「はーい」
『いただきます』レセ「いただきます」
セレナ達は朝は時々しか食べないけど昼と夜は必ず食べる
でも精霊は体が小さいから二人で人一人分の量を食べる
『ごちそうさまでした』レセ「ごちそうさまでした」
『お粗末さまでした』
食器を洗ってカーディガンを羽織る
『セレナレン行ってきまーす騒いじゃダメだよ？』
レセ「はーい行ってらっしゃい」
ｶﾞﾁｬ
行くかーんー夜だからちょっと肌寒いなぁ
ﾃﾚﾃﾚﾃﾚｰﾝﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾝ
店員「いらっしゃいませー」
『ハムハムハーム……あった！』
ﾃﾚﾃﾚﾃﾚｰﾝﾃﾚﾃﾚﾃﾚﾝ
店員「ありがとーうございましたー」
『ふんふーん』
ﾐｬｰ
『ん？なんだ？』
公園の前を通った時に鳴き声が聞こえてきた
公園に入って声のする方へ行くと
『ネコ？おまえ一人かー？』
ﾐｬｰ
『一緒だね』
ｽﾘｽﾘ
『なにー？慰めてくれてんの？ありがと』
ネコと少し戯れていると後ろに人の気配がして振り返ると
『さとみさん……』
さ「よっ！なにしてんの？」
『……ネコがいたので少し遊んでます』
さ「ネコ好きなの？」
『それなりには』
さ「ふーん…ん？A足どうしたんだ？」
『え？…あぁーネコ探してる時に擦りむいたんじゃ無いんですか？』
さ「ないんですか？ってちょっとこっち来い」
『？なんですか？』
ネコを抱き上げて着いていく
さっきまでネコのいた茂みから出てベンチに座らせられた
さ「足だせー」『？はい？』
さ「治癒魔法・花の蜜」
甘い匂いと共に足の傷が治っていく
『ありがとうございます』
さ「いえいえ」

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