検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:54,478 hit

莉犬くんの過去 ページ24

『いえ……別にいいですけど』
莉「ほんと?ありがと!!……じゃほら食べよ食べよ!」
『え………でも……いいんですか?皆さんと食べなくて』
莉「"皆さん"?……あぁなーくん達のこと?」
『そうです………いいんですか?』
莉「いつもは一緒に食べてるんだけど……今日はAちゃんに伝えたいことがあって」
『伝えたいこと?』
莉「そう聞いてくれる?」
別にやましいことも無いし
『いいですよ』

…莉犬side…

莉「俺は【サイム村】の村長の子だった
【サイム村】は農作物、特に芋とお米で有名な村で
炎魔法を使う俺は〈疫病神〉として地下の牢屋に入れられてたんだその上髪の色も赤だし
外に出ても村の近くにいる魔物を退治させられるかだった
両親からは見捨てられて、村のみんなからは冷たい目で見られて
辛くて、苦しくて、孤独だった
何を信じたらいいのか分かんなくなってた
そんな時なーくんが俺を連れ出してくれた
そこで俺は初めて友達が出来た。
俺は嫌いだった村のみんなを少し好きになることが出来た
自分に少し自信が持てた
なーくんのおかげで
だから、俺もなーくんみたいに誰かを救うことが出来る人になりたい
だからそのために今回の依頼は成功させたいんだ」

…Aside…

『そうなんですね……私も……』
莉「?」
私は何を言いたいんだ?
『私も村出身です。
でも私は、家族に愛されていました
とても幸せでしたでも、私のせいで親が殺された
私のこの〈スキル〉のせいで私のせいでってずっと思ってたので
莉犬さんみたいに、自分に自信が持てていることとてもすごいと思います
この依頼成功させたいですね』
自分が何を言っているのかのわかんなかった
嘘は言ってないけど、莉犬さんに同調しているのか
私は依頼を受けるのは初めてじゃない
学園長は私の秘密を知っているからほかの人には内緒で依頼を貰ってこなしていた
今回も同じように、やるだけだいつもどうりに
なんで私は…分からない
莉「そうなんだったんだ、ありがとう話してくれて
よしっ!午後の特訓も頑張ろうね
ごちそうさまでした!!」
『ごちそうさまでした……』
莉「ほら行こ行こー」
二人で体育館に向かっていく
私達が着いた頃にはもう既に他の5人は準備を終えていた
こ「あっ!!莉犬くん!!」
る「……Aさんといたんですか?」
莉「?そうだけど?」
る「そうですか」
さ「なんかはなしたのか莉犬と?」
『えぇ…まぁ少し昔話を』
さ「ふーん」
自分で聞いておいて興味な!

特訓 弐→←クリームパン



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
105人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , 能力パロ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆいゆい - れる@Bscそら学さん» ありがとうございます!!!頑張ります!! (2021年11月30日 22時) (レス) id: 40519882e3 (このIDを非表示/違反報告)
れる@Bscそら学 - 更新頑張って下さい!応援しています! (2021年11月7日 12時) (レス) @page42 id: df3aac9d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - きぃさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2021年5月20日 20時) (レス) id: 40519882e3 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - 投稿がんばってください!! (2021年5月18日 23時) (レス) id: 49211db295 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - √3w (2021年5月18日 23時) (レス) id: 49211db295 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆいゆい | 作成日時:2020年5月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。