【REBORN!】月はすべてに癒しを与える・・・I

25話 ページ30

ツナ「ぼくはイヤだ！！」

私は、ツナの言ったその言葉が心に響いた＿＿＿

・・・

予想はしていたけど

　貴「ツナ・・・
私、行って来る」

タッタッタ＿＿＿

ツナの部屋

　ツナ「うっ…うっうっ…(泣)」

ツナ、泣いてる。。。

やっぱり行かないほうが…でも！！

コンコン・・・

私は勇気を振り絞り、ツナの部屋をノックした

　貴「ツナ、入るよ…」

ガチャ＿＿＿

　貴「…！！」

私は、ツナの部屋に入るとツナはベットの上にうずくまっていた…

　ツナ「ぐっす…うっ…」

私は、ツナの隣に座った

ボッフッ＿＿＿

　貴「ツナ・・・」

　ツナ「イヤだよ！」

　貴「…」

　ツナ「Aは、ぼくのヒーローなんだ！
Aと、はなれたくない！！」

この私が・・・ヒーロー！！？

　貴「私はヒーローなんかじゃないよ…」

　ツナ「ちがう！Aはいつもボクのことたすけるし、やさしい！！
だから！ボクのヒーロー！！
だから、、、はなれたくない！！！」

そうだったんだ・・・

ツナにとって私の存在はこんなにも大きくなっていたんだ

。。。

それじゃあ、尚更行かなきゃいけないな！

もし、ツナがずっと私に頼って生きていけば原作でツナがどうなるのか分からない！

今のところは原作通り進んでいるけど、これからは選択を間違えれば…

誤った道へと進むかもしれない！！！

これからは、覚悟を決めて生きていかなきゃいけないんだ・・・！！！！

　貴「ツナ、私はどうしてもイタリアに行きたいんだ。。。１人で！！
ツナにとって、寂しいかもしれないけど、、、
私は、これからのツナのために死ぬ気で頑張らなきゃいけないんだ！
たとえ今、ツナが私にイタリアに行ってほしくないと思ってもね…」

　ツナ「そんなぁ…」

　貴「でもね…
私はツナのことが本当に大大大好きだよ！これに嘘はないよ」

　ツナ「・・・」

　貴「だけど、、、わがままかもしれないけど
お願い、ツナ！イタリアに連れて行かせてくれないかな？」

　ツナ「〈名前)。。。
ぐっす・・・わかった」

　貴「えっ！本当に！！」

　ツナ「でも、、、」

　貴「でも？」

　ツナ「むこうにいったら、てがみ…かいてね！」

本当はツナのせいなんかじゃないよ・・・

ただ、私は…ツナの未来を命懸けで見守りたいから、今の私じゃツナを守れないから・・・

　貴「・・・分かった！手紙書くよ！！
ありがとう…ツナ」

ギュウゥゥーーーー！！！

私はツナを強く抱きしめた。。。＿＿＿

26話→←24話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す