何100年も生きてるんだからこんな性格になっても仕方ない。 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:13,602 hit

『あーはじまった...疲れるなぁ』「初っ端からそんなで大丈夫か！？」ページ3

運命は何の変哲もないことから唐突に変わる。

PrrrrPrrr――Prrガチャ

例えば...一本の電話

『...誰だよ日曜の朝5時から電話かけてきたバカは...もしもし？』

「や、やぁAさん！おはよう！」

『あー君か...何、どしたの。』

「急で済まないけど海浜公園まで来てもらえないかい？」

海浜公園？カイヒンコウエン？違うそこはさして重要じゃない...

『今まだ朝5時...日曜の』

そうだよ、日曜だよ。日曜だよ。日曜だry

「頼むよ！どうしても話さなきゃいけないことがあるんだ！」

『...分かったよ。ちょっと待って。』

「！ありがとう！！」

朝から出かけるなんて、ついてないわ今日...

「...ん、なんだ出かけんのか？」

『おはよう消太、ちょっと行ってくる。』

「ん、行ってらっしゃい。」

え、なんで消太がそこに居るんだって？まぁ一緒に住んでるからね。え、なんで一緒に住んでるかって？面倒だからまた今度話すね。

『...で、何故私を日曜の朝5時の世界に連れ出したのか...ご説明してもらおうか、オールマイト。』

「うっ申し訳ない...ただ！貴方にも是非会わせたくてね！私の個性を引き継ぐ子に！！」

「あの、えっと引き継ぐと言っても事例がないから分からないというか、というか、この人はなんでオールマイトの個性のことを知って...いやこの場合はブツブツ...」

どうしたこの子。大丈夫か？...ブツブツ言ってるし...もう1度言おう、どうしたこの子。

「緑谷少年！」

「うわぁっ！すみません！」

『いや、まぁ別にいいけどさ...君、名前は？』

「ぼ、僕は緑谷出久です！えっと...オールマイトとお知り合い、ですか？」

お知り合いって...ん？

『オールマイト、まだ話してなかったの。』

「Shit！行ってなかったが緑谷少年、彼女はプロヒーローの青炎Aさん。私を含めワン・フォー・オールを受け継いできた者をサポートして下さった方だよ！」

「えっ...ええぇぇぇぇえ！？」

まぁこういう反応するよね。こいつ何歳だよって話だよね。

「えっと、そうなると青炎さんは何十年も生きていたことになって、でもこの容姿で...」

『落ち着け落ち着け。それについては私の個性が関係してるんだ。』

「個性が...治癒系ということですか？」

『惜しいな。私の個性は、フェニックス。不死鳥さ。』

「フェニックス...」

『まぁ詳しくはおいおい話すよ。これから宜しくな。』

「はい！」

「Aさんには緑谷少年のサポートを頼みたいのだけど...」