何100年も生きてるんだからこんな性格になっても仕方ない。 (ページ14)

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「なんで俺が奢る流れになってんだyo！」『マイクだからじゃね？』「シヴィー！！」ページ14

「緑谷に何話した。」

『いいお天気ですねーって言ってただけだよ。』

「ふざけてんのか。」

『別にちょっとした世間話さ。生徒の会話を制限する権限はないはずだ。』

「･･･あぁそうだな。」

まぁ私の助言なんてなくてもあの子ならクリア出来たとは思うけど、一応ね。私だって先生の端くれだし、オールマイトばかりに育成任せるわけにもいかないわな。

「相澤君の嘘つき。」

『あ、オールマイト。』

「見てたんですね。暇なんですか？」

「合否的虚偽だって？エイプリルフールは１週間前に終わってるぜ。」

この2人馬が合わないんだよな･･･でも確かに珍しいか。

『消太は去年1クラス潰したもんなぁ。除籍魔だなっででででで！？頭握り潰す気か！！』

「人聞きの悪い言い方してんじゃねぇ。」

「まぁまぁ相澤君！兎に角、君が除籍を撤回するって事は君もあの子に可能性を感じたんだろ？」

あー痛かった。全力で握りやがってコノヤローめ、今日の晩はこいつの嫌いなものばっかにしてやる。

「君も？随分肩入れしてる様ですね。先生としてどうなんですかそれは･･･見込みがゼロではなかった。それだけです。半端に夢を追わせるほど残酷なものは無い。」

この2人の馬が合わない理由は色々あるんだろうが教育方針にも違いがあるんだろうな。まぁでも確かにヒーローは量より質を求められる。生半可なヒーローを育成するわけにはいかないな。

「では、俺はこれで。」

『あ、おい消太･･･悪かったねオールマイト。あいつもあんな言い方してるけど生徒が大事なんだよ。」

「えぇ分かってます･･･ただ馬が合わないと言いますか･･･」

『あーうん。そうね。』

結構気にしてんのかな。まぁ先生同士もそのうち仲良くなるもんだろう。

「あ、Aちゃん！何話してたん？」

『あ、お茶子ちゃん！把握テストの資料まとめを手伝ってきたんです。ひょっとして待っててもらってました？』

「初日から先生のお手伝いなんて凄いじゃないか！！」

『そんな大層なものじゃないですよ、飯田君。』

教室に残ってたのは飯田君に麗日さん、そんでもって出久君。流石にさっきの助言はマズかったか？まぁバレたらバレたでいいんだけども･･･

「あ、あのひょっとしてなんですけど･･･」

今ここで暴露されるのは頂けないな。さてどうするか･･･