『担任の先生、皆はもう分かったよね？』 ページ12
「担任の相澤消太だ。宜しくね。」
た、担任ってお前かいぃぃ！！
「早速だが、これ来てグラウンドに出ろ。」
まさか、私が生徒になること黙ってたから仕返しか･･･まぁいいや、取り敢えず早くグラウンド行くか。
「仕返し成功、だな。煙草が吸えると思うなよ。」
『･･･』
「Aちゃん？どうしたん、早く行こう？」
『あ、うん。逝こうか。』
「どしたん？！目死んでるよ！？」
あははは･･･最悪だ。これからニコチン摂取が簡単に出来ないなんて！ニヤニヤしながら耳打ちしやがって腹立つ！
『今から大変だな･･･』
「「「個性把握テストォォ！？」」」
やっぱりそうなるよね。だって消太だもんね。入学式なんて出るわけないよね。そのうち最下位は除籍〜とか言い出すんでしょ。
「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう。」
ほら来た。これは頑張らないと出久君キツいぞ･･･ん？私が最下位とれば良くね？正直本気出すの面倒だし、クラスの誰かが除籍になる可能性もなくなる･･･
「分かってると思うが･･･ちゃんとやれよ。」
『えー、正直ダルい「8位までに入ったら今日は居酒屋。」タダ酒？』
「あぁ、マイクが持つ。」
『乗った。』
これはやるしかない。人の金で飲む酒ほど上手いものはない。
「ケロ、貴方の番よ？」
『え？あ、すみません。ありがとうございます。』
50ｍ走ね、あんまやった事ないけど走るだけならどうにかなるだろう。
「A君！共に頑張ろう！！」
『えぇ勿論！』
こっちはタダ酒が掛かってんだ本気出すしかない。
(イチニツイテ、ヨーイ)
パンｯ
(3.04)
うわ、やっぱり飯田君速いな。
(5.09)
『あー5秒切れないか･･･』
「いや、充分はえーよ！」
あ、切島君だ。確かに彼の個性よりかは速くなるだろう。というかクラス名簿を昨日見たけど走るのに向いてるのは飯田君と、爆豪君だろうな。あとは個性の使い方次第だけど･･･
「入試の時から気になってたけどAの個性って何なんだ？」
『単純な身体強化の個性ですよ。切島君は？』
知ってるけど一応聞いておこう。
「俺は硬化だ！」
『対人向けの個性ですね！かっこいい！』
「そ、そうか？結構地味だと思うけどな･･･」
まぁ確かに爆豪や轟よりかは地味だけども･･･
『使い方によっては最強の矛にも剣にもなり得る。』
「！やっぱりお前かっけぇよ！！」
『？』
「更新が不定期で申し訳ありません。」『謝ってるウケる(笑)』「お前も謝れ。」→←『さて、学校に登校しますか。』「早くないか？」『小説だからしょうがな痛い痛！』
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作者名：ルキウゲロフォカレ | 作成日時：2017年9月29日 23時
