『激おこじゃん。』「うるせぇ。」 ページ9
「おい、早よ説明しろ。」
『えーと、何故に消太サンに怒られているんでしょうか･･･？』
「あぁ？」
『おぉ、激おこじゃん。怖い怖い。』
只今の状況、試験終えて疲れて帰ろうと思ったら、消太に呼び出され正座させられている。解せない。
「なんでお前が試験に出てる。」
『もはや疑問符が付いていな「答えろ。」まぁ強いて言えば暇潰し？』
「殴るぞ。」
デスよねー。え、なんて説明しよう？ワンフォーオールについては言えないし･･･
「僕が頼んだのさ！」
「校長が？」
「Yes！ここ最近はヴィランの動きが活発化してるしね。生徒を守るためさ！後は君も知っての通り、オールマイトのことを生徒にバレないようにするためさ！」
ナイスフォロー校長！！流石の消太も、校長には逆らえない！
「成程、生徒にこちら側の人間を置くのには賛成です。しかし･･･」
『何だよしょういだだだだたっ！？ヘッドロック止めろ！痛い痛い痛い！』
「こいつでは不安です。」
『お前には私の叫びが聞こえないのかおい！？』
「まぁまぁ落ち着いてよ。Aさんの実力は君が1番分かるだろう？」
『そうだそうだ！文句あんなら私に勝ってから言えよショータ君！』
私は消太にまだ1回も負けたことないからね。
「そういう話じゃねぇよ･･･はぁもういい。やるからには生徒にバレるなよ。」
『任せろー』
「やる気あるのかお前は。」
『やっと家に帰れた〜どっかのクソガキが絡むから疲れた〜』
「･･･今日は俺が晩飯の当番だが、いらないってことでいいか？」
『ジョーダンじゃん間に受けんなよ。』
私達はご飯を当番制で作ってる。消太曰く合理的だそうだ。
『悔しい事にご飯が美味しいんだよな〜』
「別に普通だろ･･･それよりお前本当にやるのか？」
『どうした？珍しく反対するね。』
普段は大体何か言っても諦めるのに。ん？要するに賛成はされてないな。
「俺はお前のやる事には大体反対しているつもりだが？」
『え、束縛したいの？消太ってそっち系なの？』
「殴るぞ」
『ハイハイごめんね。で？なんで反対なのさ、別にいいだろ？ガキの相手をするだけだし。』
「･･･いやもういい。何言っても無駄だな。」
諦めが悪いんだかいいんだか、何年も見てるけど分かんないな此奴は･･･
「いいか、無理はするなよ。」
『分かってるってお母さんって痛い痛い！』
『こ、これが携帯電話！』「スマホな。」→←「やばいこのままじゃ！」『出久君大丈夫か？何しようとしてんだ？』
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作者名：ルキウゲロフォカレ | 作成日時：2017年9月29日 23時
