［112］こんにちは、音駒さん。 ページ20
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▽ 主side ▽
それからはというと。
2人共、お互いのいい所を全く言おうとしなくて。ずっと2人とも意地を張っている内に、消灯時間になってしまった。
そういう訳で烏野バレー部はじめての王様ゲームは、たった1回のゲームで終わってしまいましたとさ。
まあ、命令を実行すらしてないんですけれども。
そして、GW最終日。
音駒戦当日。
今目の前には、音駒高校男子バレー部の方々が並んでいる。
僕の正面は、黒髪短髪、猫背猫目の人。身長は僕よりちょっと高いくらいか。
｢あー！！｣
その翔陽の声に、目の前の彼と同時に肩を跳ねさせる。
チラリと横を見れば、翔陽の目の前にはプリン頭の研磨が居た。
やっぱりか。
全員での挨拶を終えて、ボールが入っている袋を抱えて運んでいると。入り口の所で、翔陽が研磨に早速話し掛けているのが見えた。
相変わらずのコミュ力の高さ、羨ましいねぇ。
と思いつつ、荷物を運んでいれば。
さっき、正面に並んでいた音駒の子が結構多めの荷物を肩にかけているのを発見した。いや、誰か音駒の人手伝ってやれよ、と思いながら一応声を掛けてみる。
｢あの、手伝いましょうか？｣
｢！｣
そんな僕の言葉に、彼は一瞬考え込んで。
ゆっくりと、肩にかけていた1つの鞄を手渡された。持っている中で、一番小さいやつ。
そんで、ペコッと頭を下げられた。
�爐△蠅�とう�瓩辰動嫐�かと勝手に解釈し、｢いえいえ｣と返して。彼と並んで、体育館へと向かった。
因みに、入り口付近でゴタゴタと喧嘩している坊主2人は素通りしておいた。
どこの高校にもヤンキーみたいな人、1人は居るもんなんだろうか。
｢おい福永。烏野のマネージャーに荷物持ち手伝わせてんなよな〜｣
荷物を運んで、音駒のスペースに置いたところで。この間の、トサカヘッドの人が近付いてきた。
福永さん、というのか。
そう言えば、自己紹介してなかったや。
｢クロ、その子、マネージャーじゃないから｣
そう言いながら、近寄って来たのは研磨。
｢えぇっ！？違うのか！？｣
驚き声を上げたのは、クロさんでは無く、向こうの方でネットの準備をしていたヤンキーモヒカン頭の人。マネージャーと思われてたんだ。通りでさっきから、めっちゃ見られてたわけだ。
｢えっ、悪い。女子かと思った｣
｢いえ全然。よく間違えられるので｣
主に、バレー関係の人達から。
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ゆん(プロフ) - おもしろくてすぐに読み終わりました(о´∀`о)続きが気になります😃更新頑張って下さい(*´∇｀*) (2022年7月6日 12時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
naonao(プロフ) - 更新待ってます！！！ (2021年10月29日 14時) (レス) @page37 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 続き楽しみにしています！！更新停止中ですが、再開したら無理せずに頑張ってください！応援しています！ (2020年7月12日 0時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
ミューナ(プロフ) - お気に入り登録が819になってる…！ (2020年5月4日 8時) (レス) id: d5974347c1 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - 面白いです(*^^*)合宿の話とかすっごい気になります！更新頑張ってください、("⌒∇⌒") (2020年4月28日 15時) (レス) id: d570b5d827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマリ | 作成日時：2020年4月27日 23時
