［52］それぞれの想い ページ6
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▽ 主side ▽
翌日。
僕らはキャプテンに、練習試合のポジションを発表された。と、言っても、決める時その場に僕も居たので驚きも何も無かったけれど。
--------------ネット---------------
［田中さん］ ［翔陽］ ［澤村さん］
［飛雄］ ［蛍］ ［僕］
僕は後衛のウイングスパイカー。
さて、今回は何とかレギュラーにこぎ着けたけど次からはどうだろうか。やっぱり、レギュラー１年で取るためにはもっと武器を増やさないと。武器の一つ一つを磨かないと。
そう考えながら、キャプテンの話を聞いていると。隣に座っている忠がなんだか少ししょぼくれた顔をしているのが目に入った。
こテンっと、先輩達にバレないくらいに忠の肩に寄り掛かる。
山口｢えっ、Aっ｣
小さい声で慌てた様にそう言う忠。
そんな彼に僕も小さな声で返した。
｢大丈夫。焦る事ないよ｣
そう言って、僕の上にある忠の顔を見てにっと笑えば彼も少し表情を和らげた。
山口｢ありがと｣
｢うん｣
影山｢良いか、日向。
お前は、最強の�獏��瓩澄�！｣
おお、なんだ急に。そんな立ち上がって言う事か。
その後も飛雄の提案やら、キャプテンからの話があって、その日の部活はそれで終わった。
翔陽は、何故か最後にパニクってショートしてたけど。
｢…大丈夫？あれ…｣
山口｢…さぁ｣
＊
月曜日。
今日も僕は一番乗りで部室にお邪魔して、誰かが来る前に着替えを済ませた。その10分後にまばらに来だす先輩達に挨拶をして、人数がそこそこ集まるのを待つのが日課である。
北一の時からこのルーティーンだから、飛雄も特には気にしていない。
菅原｢おーすっ｣
日向・影山｢失礼しまーすっ｣
お、飛雄達来た。
あっ、因みに他の人の着替えはなるだけ見ないように努めてます。一応ね。
田中｢日向よ、お前が履こうとしてるソレ。上着だけど｣
その言葉に思わず振り向けば、翔陽はジャージーの上をズボンの様に履こうとしていた。
｢ぶっ、ちょっ、どゆことっ｣
あかん、ツボにハマってしまった。
もう漫画でしょ、それ。
先輩達の話しを聞くに、翔陽は飛びっきり緊張しているらしい。まあ見た感じ、不安そうな顔してるもんな。
でも、流石に上と下間違えるのは笑うわ。
田中｢日向っ！それ俺のジャージだよ！｣
今度は自分と田中さんのジャージ間違えたのかよ！
翔陽に声をかけなきゃとは思いつつ、暫く僕の笑いが止まることは無かった。
(続く)
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おののいもこす - 92の濡れてる方が＿って、京都銀行の相合い傘 濡れてる方が 惚れている ですよね！あの句いいですよね！ (2020年4月27日 10時) (
レス) id: b426f69678 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！更新楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 今後どうなるのかほんとに楽しみです！続き楽しみにしていますね！更新頑張って下さい。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: a320407a1b (このIDを非表示/違反報告)
樹 - 続編来ました！この作品が大好きです。正直早く続きが読みたくてうずうずしています。主人公がこれからどう進化したり人間模様がどうなるのかも楽しみにしています。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマリ | 作成日時：2020年4月9日 11時
