［48］初･練習試合 ページ2
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▽ 主side ▽
田中｢お前っ、ほんっとに似合うな〜｣
田中さんはニコニコ顔でそう言いながら僕の頭をわしゃわしゃと撫でる。だから、なんで僕だけ褒めちぎるんですか、この人たち。
縁下｢田中、そろそろ離れろ｣
田中｢ぐおっ｣
あ、縁下さんに無理やりひっぺがされた。
やっぱり縁下さん、僕に似てる。いや、僕が縁下さんに似てるのだろうか。
月島｢…ほんと、王子様なのに黒も似合うね｣
山口｢うん！凄いかっこいい！｣
｢ありがと〜。でも忠の言葉真っ直ぐ過ぎて、ちょっと恥ずかしい｣
と、照れながら頬をかけば、忠まで顔を真っ赤にしてしまった。何でだよっと心の中で突っ込めば、飛雄と翔陽が急に騒ぎ出した。
もう速攻の練習をするんだと。まあ、さっき初めてやったばかりだから、そりゃ合わせは必要だろうけど。
しかし、飛雄の体力は無限だな。
影山｢はやく実際の試合で試してぇな…。
練習試合とか…｣
飛雄がそう呟くと、翔陽も目をキラキラと輝かせた。
確かに、練習試合は僕もやってみたい。今の烏野がどれだけ試合で通用しているのか、それが理解出来ないとこれからの練習もしづらいし。
『組めた!!組めたよーっ!!』
そんな声が急に体育館の外から聞こえて来て、ガラリと表の扉が開いた。
そこに立っていたのは、眼鏡をかけた黒髪の先生。
『練習試合!!相手は県のベスト４!!
�狎塚嫋訐捷盥鮫�!!』
その高校名に、一瞬聞き間違いかと思った。でも、周りの反応を見る限り僕の聞き間違いでは無いらしい。
｢…青城｣
及川さんや岩泉さん、金田一や国見が居る高校。
そう思うだけで、胸が高鳴る。彼等と試合が出来る。今まで仲間だった強い彼等と試合が出来る。
少し胸がざわつく所もあるけれど、楽しみで仕方が無い。
武田｢あっ！君らが1年生だね！
今年からバレー部顧問の、武田一鉄です！
バレーの経験はないから技術的な指導は出来ないけど、それ以外の所は全力で頑張るから宜しく！｣
先生は僕ら1年生を見ながら、ニコニコの顔でそう自己紹介をしてくれた。いい先生そうだな。
菅原｢先生、青城なんて強いとことどうやって…！｣
澤村｢まさかまた土下座を！？｣
また土下座って何ですか、キャプテン。
武田｢…ただ、条件があってね｣
｢条件？｣
僕は先生の言葉に、思わず疑問を投げかけていた。
先生の顔が何となく申し訳なさそうだったから。
武田｢�牘道碍�をセッターとして、水宮君をスパイカーとしてフルで出すこと��｣
(続く)
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おののいもこす - 92の濡れてる方が＿って、京都銀行の相合い傘 濡れてる方が 惚れている ですよね！あの句いいですよね！ (2020年4月27日 10時) (
レス) id: b426f69678 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！更新楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年4月25日 20時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 今後どうなるのかほんとに楽しみです！続き楽しみにしていますね！更新頑張って下さい。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: a320407a1b (このIDを非表示/違反報告)
樹 - 続編来ました！この作品が大好きです。正直早く続きが読みたくてうずうずしています。主人公がこれからどう進化したり人間模様がどうなるのかも楽しみにしています。 (2020年4月9日 11時) (レス) id: 8e6b7bcff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒマリ | 作成日時：2020年4月9日 11時
