forty-seven ページ4
退院日。
『寂雷先生、お世話になりました!』
寂雷「次会う時は、怪我して苦しんでいる姿じゃなくて、元気な姿を見せてね。」
『はい!では、失礼します!』
寂雷先生に手を振り、向かった先は中央区。
退院したこと、報告しなきゃだし、無花果ねぇや乙統女姉さんに会いたいし。
門につく。
私は顔パスだから、すぐ中央区に入ることができた。
中央区の中心部にあるビルに入る。
「あら、Aちゃん。無花果様に会いにきたのね。ちょっと待ってちょうだい。」
『ありがとう、おねーさん!』
受付のおねーさんを含む中央区で働くおねーさんは大体の人が私のことを知っているから、用件とかは言わなくてもわかってくれる。
いや、私どんな中学生だよ。
「いつもの部屋にいるわ。入っていいわよ。」
『はーい!ありがとねー!』
おねーさんにお礼を言って、エレベーターに乗った。
最上階のボタンを押す。
無花果ねぇ、元気かなぁ?
最上階に着き、右手に曲がって無花果ねぇの部屋に入る。
『失礼しまーす!無花果ねぇ、退院したよー!』
無花果「……………!!!!Aッ!!!」」
入った瞬間、気づいたら無花果ねぇに抱きしめられていた。
『!?!?無花果ねぇ!?どったの?』
無花果「お前が無事に退院できて良かった…。」
『ふふっ。心配してくれてありがとう!大好きだよ、無花果ねぇ!』
無花果「フッ。相変わらず可愛いな、Aは。」
『!!!!無花果ねぇに可愛いって言ってもらえた!』
無花果「今日はどうしたんだ?」
『退院の報告と、無花果ねぇに会いにきた!』
無花果「そうか。じゃあ、思いっきり甘やかしてやる。来い。」
『ん。』
無花果ねぇの所に行くと、ぎゅーって抱きしめてくれた。
『えへへ。無花果ねぇにぎゅーってされるの、好き!』
無花果「私もAを抱きしめるの、好きだ。」
そして、無花果ねぇは頭を撫でてくれた。
無花果「可愛いな、Aは。」
『ありがとう!無花果ねぇはすっごくかっこいい♪』
無花果「……!!!すまないが、私はまだ仕事が残っているんだ。また遊びに来い。」
『ん。頑張ってね!また来る!』
部屋を出ようとすると、
無花果「これを持っていくといい。」
『ありがとう!』
諭吉さんを五枚くらいもらいました。
172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みず - もう最高です!面白いです!最新楽しみにしてますっっ!! (2019年9月2日 20時) (レス) id: 1ad34d62da (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 肘木さん» ありがとうございます!はい、頑張ります! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
肘木 - いやぁめっちゃ面白いですね!更新楽しみにしてます! (2019年7月19日 23時) (レス) id: 3f3af7efe1 (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 央花さん» ありがとうございます!頑張りますね! (2019年7月15日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
央花(プロフ) - 更新待ってますね!! (2019年7月15日 18時) (レス) id: b4380a4d63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カイア♪ x他1人 | 作成日時:2019年7月10日 14時