thirty-six ページ39
無花果A、明日午前中に見舞いにいく。神宮寺寂雷の病院でいいんだよな?周りにバレないようにしてくれ、と飴村乱数に伝えてある。よろしくな。
Aりょうかーい!無花果ねぇが来るの楽しみにしてるねっ☆
よし、おっけー!
ナース「Aちゃん、起きたわね。今、先生呼んでくるから待っててね。」
『はい。ありがとうございます。』
しばらくすると、寂雷先生が入ってきた。
寂雷「おはよう、Aちゃん。飴村くんも。朝ごはん食べられるかい?」
『うん!お腹すいた。ねぇ、先生?車椅子とかで外に出たいんだけどいい?外の空気吸いたくて。』
寂雷「いいよ。あとでナースに言っておこう。飴村くん、Aちゃんのことよろしくね。」
乱数「はぁーい!(チッジジイに言われたかないわ。)」
寂雷「何か言ったかい?」
乱数「ううん!なーんでもないよ!」
この2人、静かにバチバチするから怖い。
朝ごはんはらむちゃんに食べさせてもらった。
らむちゃん可愛い。
可愛いのいいなぁ。
乱数「ん?Aちゃんも十分可愛いよ?」
『へ?「声に出てた(笑)」まじか。』
乱数「あ。無花果おねーさん来たみたい。中庭行こっか。」
車椅子に乗って中庭に連れていってもらった。
中庭にはすでに無花果ねぇの姿が。
乱数「話終わったら言って。」
らむちゃんはその場を去っていった。
無花果ねぇは花束を持っていた。
無花果「Aッ。……すまない。今回は本当に、無理をさせてしまったな。」
『ううん!怪我しちゃったけど、大丈夫だよ!』
無花果「これ、Aに。本当に申し訳ない。」
『ありがとう。少し入院すれば大丈夫だって。』
無花果「まだ中2のお前に、頼りすぎた。すまない。でも、今まで手こずっていた奴を捕まえることができた。ありがとう。Aのおかげだ。」
『えへへ。無花果ねぇに頼りにされてるの、嬉しいなぁ。』
無花果「Aは私のお気に入りだからな。私のために頑張ってくれるのは嬉しいが、無茶だけはするな。」
『ありがとう。私、無花果ねぇだーいすき!わかってるよ。』
無花果「怪我が落ち着いたらまた中央区に来てくれ。次来たときは存分に甘やかしてやる。」
『ふふ。楽しみにしてる。』
無花果「これ以上いたらバレるな。私は帰るぞ。じゃあな、A。」
『じゃあね。無花果ねぇ。』
無花果ねぇはそう言って私の前から去っていった。
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カイア♪(プロフ) - 千さん» ただいまです♪こちらこそ、よろしくお願いします! (2019年7月10日 16時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - おかえりなさい、待ってました。凄くわかります。中々会えないですからね。楽しい毎日過ごしたと思います。無理せずこれからもよろしくお願いいたします。 (2019年7月10日 16時) (レス) id: aa8fcb4cab (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - mokさん» お待たせしてすみませんっ!ありがとうございます! (2019年7月10日 13時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 立花さん» ありがとうございます! (2019年7月10日 13時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
mok - おかえりなさい!待ってました!これからも気長に待ってます! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 0d659a75c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カイア♪ x他1人 | 作成日時:2019年5月9日 20時