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No,105 ページ5
やっぱり反応を見るのは怖かったけど、
でもちゃんと目を見て言わなきゃいけないそう思ったから
しっかりとみんなの方をみて話す。
気持ちを伝えている間、彼らは全然怖い顔なんてしなくて
むしろ全員ツラそうな表情を浮かべてた。
それを見て改めて気づかされる。
あぁなんてあったかいグループなんだろうか。と
そして同時にこう思う、
なぜ私は持って早くにこの優しさに気づけなかったんだろう？と
こんなにも優しい人たちが、人の痛みがわかる人たちが
女だからって言うだけの事で蔑むはずもなかったのだ。
それでも絶対にない。そう思うことができなかったのは
心の奥底で彼らを信用し切れていなかったのかもしれない
心から想ってくれる人たちを信じることが出来なかった自分が憎い
きっとそう言ったら彼らはまた俺たちのせいだと言うかもしれないけれど
でも、あなた達だからこそ戻ってこようと、
戻りたいと思ったと言うことは忘れないで欲しい
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作者名：玲香
| 作成日時：2017年9月22日 21時
