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休憩から戻った後も店内は忙しくて、
あっという間に閉店時間になった。




大「Aー、帰んぞー。お疲れした!」


「裕翔、雄也くん明日ね。お疲れ様でした!」




2人で並んで歩く帰り道。
さりげなく車道側を歩いてくれる大貴くんにキュンとする。




大「さすが給料日後って感じの混みだったな。」


「ねー。お店の中行ったり来たりいっぱいしたよー。」


大「けどお前、ずっと笑って接客してて偉かったよ。」




キッチンから結構見えるんだよって教えてくれて。
大貴くんに褒められて、嬉しくないわけがない。




「あ、ねぇ。今日なんでソーダくれたの?」


大「んー?頑張ってたからご褒美。」


ぽん、って私の頭に大貴くんの手が乗せられる。


「すっごい美味しかった!」


大「当たり前じゃん。俺が作ったんだから。」


「休憩室に雄也くんいてね、バレちゃった。」


大「知ってる。先に戻ってきた高木に言われたもん。笑」


「また、作ってくれる?」


大「その内な。頑張ったら作ってやるよ。
けど内緒だかんな!」


「ふふ。わかってます!」




大貴くんが私のために作ってくれた秘密のドリンク。
内緒だよって特別な感じがして胸が高鳴る。
雄也くんにはバレちゃったけどね。




大「なーんか、甘やかしたくなっちゃうんだよなぁ。お前のこと。」




ふわりと笑って話す大貴くんだけど、甘やかしたくなるって私が年下だからだよね…。
喜んでいいのかな、これ。




大「酔っ払いのおっさん達にニコニコ愛想振りまくっちゃダメだかんな?」


「でも、お客さんでしょ。」


大「客だけど、酔っ払って何してくるかわかんねーんだから。そういう所は男が行けばいいんだよ。危なっかしいもん、A。」




ほらまた、年下扱い。
心配してくれてるのは嬉しいけどさ。
なんかもどかしいよ。

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設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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はるな(プロフ) - 移行後も楽しみにまってます(*^^*) (2018年7月6日 16時) (レス) id: 44fd8f8597 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ともしゃんさん» なんと!泣いて下さっただなんて…。嬉しいお言葉。移行後もよろしくお願いします♪ (2018年7月5日 23時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - りぃさん» わー!キュンキュンして頂けてるんですね!!まだ続きますので、引き続きお読み頂けたら嬉しいです* (2018年7月5日 23時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 舞さん» そろそろ気づいてきましたかね!自分の気持ちに。大貴くんに嫉妬されたいなぁ。と妄想が止まりません!笑 (2018年7月5日 23時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
ともしゃん(プロフ) - もう泣いちゃいました!!更新楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2018年6月29日 23時) (レス) id: c7f602a46b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここ | 作成日時:2018年5月18日 17時

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