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大「お疲れ。」
高「楓サボりだって？あいつー。」
「雄也くん、人の事言えないでしょ。」
講義が終わると私の元に来てくれた3人。
後ろにはいつも一緒にいる女の子もいる。
早く移動したそうな顔をして。
瑞「大ちゃんコンビニ行こ！喉渇いたー。」
大「わーかったって。Aまたな。」
あの子はきっと大ちゃんが好き。
大ちゃんはそれに気付いているのかな。
誰にも取られたくない、この場所は譲らないって伝わってくる。
次の授業まで1コマ空いてる。
楓は講義があるから、いつもこの時間は1人で過ごしたり、別の友達と話したり。
今日は構内所々に置いてあるテーブルで1人の時間を過ごしていた。
「あ。」
ガラス張りのこの場所は外の様子が良く見える。
視線の先には何人かの男女のグループ。
その中に大ちゃんがいた。
さっきの女の子と、後は知らない子達。
「空きだったんだ、」
知らなかった。
いや、知ってた所で一緒にいるわけじゃないんだけど。
無意識の内にぼーっと目で追ってた。
「えっ、」
友達と笑いながら話す大ちゃんが、たまたまこっちを見て、あ！って顔をして手を振って来た。
私、じゃないかもしれない。
勘違いだったら恥ずかしい。
だから、気付いてないフリをして顔を背けた。
大「ちょっと！なんでシカトすんだよー。」
さっきまでガラスの向こうにいた大ちゃんが、いつの間にか私の所にやって来て。
唇を突き出しながら、向かい側の椅子にドカッと座った。
大「Aに手振ったのに。お前無視したろ。」
「私じゃないと思ったの。」
大「そこは一か八かで振り返してよ。」
「違ったら恥ずかしいじゃん。やだよ。」
こんな風にずっとここに居たかのように普通に会話してるけど、友達はいいの？
どうしてここまで来てくれたの？
大「つーか、Aこの時間空きなんだ。」
「うん。大ちゃんもだったんだ。」
大「いつも何してんの？」
「友達と一緒の時もあれば、1人で課題やってる時もあるよ。」
大「ふーん。いつもここ？」
「ううん。でもテーブルが空いてれば結構いる事が多いかな。」
大「そっか。」
戻らなくて大丈夫なのかな。
さっきからスマホ弄りながら話してるけど。
大「ちょっとごめん、『なにー。あぁ、俺行かねえわ。はーい。』」
「平気なの？」
大「うん。俺、ここ居ていい？」
「え。あ、うん。」
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます！ (2020年3月12日 20時) (
レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた！！続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい！きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー！またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん！キュンキュンが止まらないですよー！！更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー！ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年1月18日 17時
