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楓「ごめん!」


「えー…、仕方ないなぁ。」


楓「ふふ。大好き!じゃね!」




なんの悪びれもなく笑顔で去っていく友人。
もう。
楓のばか。



1人でトボトボ教室に向かい、講義が始まるギリギリに教室に入ると奥の方に座る3人がこっちを向いた。
よっ。て手を挙げてくれたので私も手を挙げて応え、1番端っこの席に座るのとほぼ同時に先生が来て授業が始まった。


1人だし、楓に後でノートも見せなきゃいけないし授業に集中していると机に置いていたスマホに通知が来た。



【大貴:1人?】



メッセージの送り主は大ちゃん。
顔を上げるとこっちを見てる彼と目が合う。
すると、続けてメッセージが届いた。



【大貴:楓は?】



ズキッ。
ごめんね、楓いなくて。
無意識に小さくため息が出た。



【A:サボり】

【大貴:まじ?】

【A:もう帰っちゃった】



気になるなら楓にメールすればいいのに。
なんて思ってるとまたメッセージが届く。
今度はなに。



【大貴:そっち行こうか?】



え、なんで。
いやでも、来てくれた所で緊張しちゃうし、
上手く話せないと思うし…。



【A:大丈夫!】

【大貴:1人でつまんなくない?】

【A:授業だから!笑】



メッセージを送りもう一度大ちゃんの方を見ると、向こうもじっとこっちを見てる。
だからとりあえず首を縦に振って、大丈夫だよって伝える。
そしたら大ちゃんも一度頷いて、隣のいのちゃんと話し始めた。


大ちゃんとのトーク画面をぼーっと見つめる。
そっち行こうか?ってメッセージに、少しでも気にかけてくれてるのかなってきゅんとした。




「私にだけ、だったらいいのに。」




他の子にもこうやってメッセージ送ってるのかなって思うとモヤモヤする。
自然と出来ちゃうんだもん。
勘違いする子だって多いはず。
そりゃモテるよ。


いつも一緒に座ってるあの子に話し掛けられればニコニコ笑って答えてあげるし。
斜め後ろに子にだって。
私だけなんて、欲張りだね。




って、私。
これじゃまるで。
大ちゃんの事、




「好きみたいじゃん。」




わかってる。
みたい、じゃない。
自分の気持ちだもん。
でもなんか、まだ気づきたくないの。

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設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます! (2020年3月12日 20時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた!!続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい!きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー!またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん!キュンキュンが止まらないですよー!!更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー!ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここ | 作成日時:2020年1月18日 17時

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