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大ちゃんの腕を掴んでたはずなのに、今度は大ちゃんに手首を掴まれてグッと引き寄せられた。
そのまま背中の方に体を持っていかれ…、
大「ちゃんと捕まっててよ？」
水中でおんぶされる形になってしまった。
私を背中に乗せたまま、波に乗っかってスイスイと海岸の方に進んでいく。
だから肩に捕まるしかなくて。
掴んでる手から、
背中に触れてる部分から、
ドキドキが伝わってしまうんじゃないかって、そればっかり気になってる。
高「あら。有岡くん大胆だねー。」
伊「やーらしっ。」
大「うるせ。笑」
おんぶされてる事に気付いた3人がニヤニヤとこっち見てる。
恥ずかしいけど、彼女にするみたいに優しくしてくれて内心嬉しくてたまらないの。
大「もう大丈夫っしょ。どうする？降りる？」
「降りる、！」
大「なんだ。このまま荷物の所まで連れてってあげようかと思ったのに。笑」
足が完全に付く所まで連れて来てくれて、後は自分で歩けるから大ちゃんの背中から降りた。
水の中で冷たかったはずなのに、触れた部分が熱い。
寝てる時に抱きしめられた事はあったけど、こんな風に触れた事はなかったから。
楓「お疲れ様。笑」
「……………死んじゃうかと思った。」
楓「あんな事されたらメロメロになっちゃうよねぇ。ふふ、A可愛いなー！」
「もう大ちゃんに近づけないっ。」
楓「だーめ！大ちゃんだってナシじゃないから、あぁやってんでしょ。もっと甘えて、その気にさせちゃいなって！」
「無理だよぉ。持たないぃ。」
楓「無理じゃない。」
向こうは女の子の体に触るのなんて、別に何とも思ってないはず。
現に、いのちゃんと雄也くんと平然と笑いながら話してるもん。
こんな風になってるの、私だけなんだよ。
海から上がって前髪振ってる姿がかっこいい。
つい、見惚れちゃう。
高「俺らもう一回入ってくるけど、お前らどうする？」
楓「ちょっと休憩する。」
また海に向かって走って行く3人の姿。
少し遠いけど、スマホのカメラで楽しそうに遊ぶ3人を撮影する。
まだまだ少年みたいにはしゃいで可愛いな。
大「来て！」
「わっ、」
笑顔で走ってきた大ちゃんに腕を掴まれ連れて行かれ、そのまま海の中に放り込まれた。
こういうのも楽しいね。
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます！ (2020年3月12日 20時) (
レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた！！続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい！きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー！またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん！キュンキュンが止まらないですよー！！更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー！ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年1月18日 17時
