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ドキドキした週末が終わり、また1週間が始まる。
そわそわする気持ちで教室に入り、いつも授業が始まる直前にやって来る楓の事を待つ。
伊「あー、ねみぃ。」
「おはよ。」
伊「めちゃくちゃ眠いんだけど。」
目を擦りながらダルそうに私の後ろの席に座った。
不真面目そうに見えるけど、実はいのちゃんって真面目だもんね。
いのちゃんが来て数分後に雄也くんが来て、その数分後に楓が来た。
楓「あれ。なんでここ？」
伊「別に席決まってねえもん。今日はここに座んの。」
そういえば、3人といつも一緒に座ってるあの子が来ていない。
だから後ろの席に座ったのかな。
「ね。大ちゃんは？」
高「ギリに着くか遅刻するってさっき連絡来た。」
「そうなんだ。」
せっかく近くに座れるのに。
授業開始まであと少し。
早く来ないかなぁ、って考えてると隣から視線を感じる。
「………………なに、」
楓「なんでもー？寂しいねー？」
「うるさい、」
すると、その時。
大「ふー！間に合ったー。」
あぶねー！って言いながら教室に入ってきた大ちゃん。
彼の姿を見て一瞬にして心がパッと明るくなる。
なのに。
おはよって声を掛けようとした時、大ちゃんの後ろからあの子が一緒に現れた。
伊「遅えぞ、有岡。」
大「いや、まじ！遅刻するかと思った！」
私と楓の後ろ。
いのちゃんと雄也くんの隣に腰を下ろした、大ちゃんとあの子。
…………………なんか、やだな。
そう思ってた直後。
耳を塞ぎたくなるような会話が聞こえてきた。
大「こいつ全然起きねえんだもん。」
瑞「ごめんってば。」
大「俺が起きなかったら完璧遅刻だかんな。」
瑞「だって眠かったんだもん。」
一緒に来たって、そういう事なんだ。
たまたま会ったとかじゃなくて、一緒に居たからなんだ。
グサって何かが刺さったみたいに胸が痛い。
伊「なにー。起きれないくらい疲れちゃったの？」
瑞「え？へへ、」
伊「そうなんだー。大ちゃんやるねぇ。」
大「そんなじゃねえよ。普通だわ。」
朝から気持ちはどん底。
いつの間にか始まってた授業なんて、全く耳に入って来ない。
入って来るのは後ろからキャッキャッと笑うあの子の笑い声と、大ちゃんの声だけ。
もう、最悪。
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます！ (2020年3月12日 20時) (
レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた！！続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい！きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー！またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん！キュンキュンが止まらないですよー！！更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー！ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年1月18日 17時
