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「お邪魔しました。」


大「はいよー。また月曜なー。」




あーでもない、こーでもないってしばらくダラダラして、お昼くらいに大ちゃんのお家を後にした。
帰りの電車はいつも通り雄也くんと2人。
土曜日のお昼だから空いている。




高「俺ね、本当は昨日起きてたよ。」


「え!うそでしょ…。」


高「どうなるかなーって思って、寝たフリしちゃった。」


「ばかー…。」


高「ま、有岡くんがベッド入ったとこら辺で寝落ちしたから安心して。」


「…………何もないよ。」




大ちゃんへの想いを知ってる雄也くんの優しさなのか、意地悪なのか。
良かったじゃん、って言われても微妙な所。
そりゃあ嬉しかったけど…。




高「酔っちゃったーって、キスくらいしちゃえば良かったのに。」


「そんなのっ、」


高「他の子は結構やってるよ?酔ってもないくせに。」


「出来ないよ…。」




そうやって可愛く甘えたら、キスくらいしてくれたんだろうか。
でも、大ちゃんには。




「そういう相手としてじゃなくて、ちゃんと見てもらいたいんだもん。」




そういう関係にはなりたくないの。
願わくば、特別な存在になりたい。




高「ほーんと、可愛いね。」


「嬉しくないー。」


高「いいなぁ、有岡くん。こんなに想ってくれてる子がいて。」


「他にもいっぱいいるよ。」




遊んでる子の中にも、好きな気持ちが抑えられなくてそうなった子だっているはず。
少しでも近づきたい、知って欲しいって。
雄也くんにだっているはずだよ。




「彼女、作ればいいじゃん。」


高「まあねー。でも面倒くせえじゃん、色々。今はもうちょっと遊びたいかなー。1人の女の子じゃなくてさ。」


「さいてー。」


高「はは。だな!」




そういえば、大ちゃんも面倒くさいって言ってたな。
彼女作る気なかったら好きになって貰うのなんて、そもそも無理な話だよ…。
雄也くんと話してたらあっという間に降りる駅に着いた。



高「じゃあな。バイト頑張れよ。」


「雄也くんもね。」




ドアが閉まり、雄也くんを乗せた電車が走り出した。
なんだかんだで楽しかったなぁ。
大ちゃんと2人の時間も過ごせたし、ドキドキもさせられ全部が嬉しくて、思い返すだけで胸がキュッとなる。



好きって気持ちがどんどん増していく。
どうしたら、私の事好きになってくれるんだろう。

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設定タグ:有岡大貴 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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ここ(プロフ) - いくさん» いい所を持ってくんですよねえ、大ちゃんは。移行完了したので続きもぜひっ☆お待ちしてます! (2020年3月12日 20時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキなタイミングで大ちゃん出てきた!!続きが楽しみです。 (2020年3月10日 19時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - きっちょむさん» わーい!きっちょむさんがキュンキュンしてくれてるー!またモヤモヤもありますが、きゅんきゅんも待ってるので♪ (2020年2月16日 18時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)
きっちょむ(プロフ) - ここさーん!キュンキュンが止まらないですよー!!更新が楽しみです♪ (2020年2月16日 17時) (レス) id: 1ef3c32ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - Suzunecoさん» 嬉しいですー!ありがとうございます♪気持ちが行ったり来たりで忙しいですよね(^_^*)また見に来てください♪ (2020年2月15日 16時) (レス) id: 4a8aa9e558 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここ | 作成日時:2020年1月18日 17時

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