4 ページ22
横峯side
痛みどめを取りにスタッフステーションに行くとそこには灰谷先生がいた。
灰谷「藍沢先生どう?」
横峯「まだ結構お腹痛むみたい」
灰谷「そっか。あと30分くらいで交代だから何か温める物とか持っていた方がいいかな?」
横峯「うーん……今は布団で何とかなってるけど…もし何かいる物があったら連絡する」
そう言って私は痛み止めを持って足早にスタッフステーションを去った。
痛み止めを持って仮眠室へ行くとそこには名取先生に支えてもらいながらベッドの上で起き上って水を飲んでる藍沢先生がいた。
名取先生は自分より明らかに大きい藍沢先生を支えるのにかなり苦労しているっぽいし藍沢先生も支えてもらっていることに申し訳なさそうにしている。
なんか変な光景だなと思って眺めていると水分補給を終えた藍沢先生がベッドに戻ったと同時に名取先生は私に気づいた。
なにか言いたそうな名取先生だったけど名取先生より先に「痛みどめ持ってきたよ」と私が先に口を開いた。
痛み止めを投与して数十分後、薬が効いてきたのか痛みが和らいだようで眠りについた藍沢先生。
ちょうど交代の時間が回って来たため私もな地理先生も後ろ髪をひかれる思いで仮眠室を後にした。
--------
灰谷side
藍沢先生の看病を交代ですることになって交代の時間になったため雪村さんと仮眠室にいくと藍沢先生を心配そうに見つめる名取先生と横峯先生がいた。
もう交代の時間のため声をかけると「後はよろしく」と後ろ髪をひかれるように仮眠室から出て行った。
痛み止めをとうよしたとは聞いていたものの痛み止めの効果が続くのは数時間。
時間が経てば徐々に効果が薄れていく……
そのため痛み止めを打ってから数時間たつと藍沢先生も徐々に効果が薄れ始めてまた初めのように布団をかぶって丸まった態勢をとっている。
藍沢先生は普段表情を表に出すことが少ない分苦しそうにしている表情がより印象的で胸が占めるつけられるような気がした。
あまりにも痛そうにする藍沢先生を見ているのに耐えられなくて「温めるもの持ってきましょうか?」そう聞くと頷いた藍沢先生。
藍沢先生の反応を見て雪村さんが取りに行ってきますと言ってくれたため温めるものは雪村さんに任せた。
雪村さんが湯たんぽを持って仮眠室に戻って来ると湯たんぽを藍沢先生に渡した。
湯たんぽを受け取った藍沢先生はそれを抱えて再び丸い姿勢をとった。
331人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明日香 - RULIさん» コメントありがとうございます!更新が中々出来ず、その上長くなってしまい申し訳ないです。ただてさえ長いのにまだ長くなりそうですが頑張って書いていきますので引き続きご愛読頂けると嬉しいです。 (2019年8月2日 7時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
RULI - リクエスト、受け取って下さり、ありがとうございます、とても面白いです!流石だなと、おもいました!頑張って下さい! (2019年8月1日 20時) (レス) id: 8fa7ebfbfe (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - ハートさん» コメントありがとうございます。読者の皆さんの応援が励みになっています。これからもゆっくりかもしれませんが更新頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年7月24日 18時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
ハート - 最新頑張ってください。応援しております (2019年7月24日 13時) (レス) id: f31ae08eec (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - ぱやさん» コメントありがとうございます。学生のため平日は忙しく中々更新が出来ないのですが主に土日や長期休みは頑張って更新したいと思っています。更新速度が遅いですが暖かく見守って応援して下さると嬉しいです! (2019年7月12日 22時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ