episode*35 ページ42
．
______数日後。
『平和だなぁ』
窓際一番後ろの席で、一人、外を見ながら、誰にも聞こえないように呟いた。
入学式の日はかなり大変だったけれど、数日経った今はそうでもない。
授業受けて、生徒会に行って、帰る。
これの繰り返しだった。
ーーーキーンコーンカーンコーン
鐘が鳴り、授業が始まる。
時間割表を確認すると、次は、歴史の授業だった。
.
「100年前、�狄預沖瓩鉢猖眤沖瓩郎�のような友好関係にありませんでした」
社会科男性教師が話している。
「我々はずっと戦争していました。
しかし、ある代のクラ王国の王と、
サクッス王国の魔王が同盟を結んだことで、
今の平和な世界になっています」
どんな世界でも人は争いあうんだな、
なんてぼうっと考える。
ああ眠たい。
「今の我々の平和を脅かしているのは、
ユーホニア大森林の�猖睚��瓩任后�
�猖睚��瓩蓮↓狄預沖瓩鉢猖眤沖瓩箸寮鐐茲�終結したと同時に、
何故か現れ、我々に危害を与えようとしてきています。」
話が長い。
こうゆうのを、面白くない授業と言う。
あくびを噛み殺し、ひたすら死んだ目で授業を受けた。
．
そして、すべての授業を終え、また今日も生徒会室に足を運んだ。
ガラッと扉を開ける。
『失礼します…』
「来ましたね、Aさん、こんにちは」
『こ…こんにちは』
挨拶されてどもるのは、元ニートの引きこもりには仕方のないことだ。
生徒会室には、メンバーが既に揃い、席に着いていた。
私も書記の席に座る。
「さて、今日は、来週の学園祭についてお話しします」
レイン先輩が話を切り出した。
...いやいや、学園祭なんて聞いてない。
というか、来週って近すぎないか。
『突然、ですね』
「一年生には知らせていないだけだ。
学園祭には、一年生は客としてしか参加させんからな。当然だろう」
ティザ先輩が私の言葉に答えてくれた。
一年生だけハブなんですか…。
…、元の世界とは常識がちょっと違うのかな。
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むっふぃ〜(プロフ) - ユーホニア大森林が来た時点で私は確信してしまった．．．この作者なら仲良くできｒ(((とても面白いです！これからも更新頑張ってください！！ (2018年9月9日 16時) (
レス) id: 3afe744d97 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - 初音さん» 本当ですね(;ﾟДﾟ) ご報告感謝です (2017年9月2日 20時) (レス) id: ab31b519ce (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 28の、「76時間耐久激痛」のとこ、丸3日間なら「72時間耐久激痛」ですよ！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - のんいろ。(レオンさん» コメントありがとうございます。お察しの通りです（笑）ぼちぼちですが更新頑張ります(*'ω'*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: 19bb651143 (このIDを非表示/違反報告)
のんいろ。(レオン(プロフ) - クラ…サクッス…ユーホニア…あっ(ストーリーが私の好みすぎて続きが気になってしかたないです…！更新頑張ってください！！ (2017年2月20日 17時) (レス) id: 98639aa88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆黒の羽 | 作成日時：2015年12月18日 18時
