episode*28 ページ33
…この人、今笑顔でとんでもない事を言った。
3日間激痛だって？
「さて、貴方の魔力を奪うとしますか」
『やめて』
レイン先輩は顔を近づけて来る。
…というか近すぎない？
まるで床ドンされてるみたいだ。というかこれは床ドンだ。
『ち、近い』
「口付けをするんですから近いに決まってるじゃないですか」
『…！？』
口付け…ってキス…！？
驚きと混乱で全くわけがわから無い。
というか今の私は男だ。
レイン先輩とキスしたらHomoじゃないか！
『貴方にそんな趣味があるなんて』
「違います」
そう言っている間にも、レイン先輩の顔がすぐ目の前に来ていた。
.
もう駄目だ…
72時間耐久激痛まであと数秒。
死ぬ。…本当に死ぬかもしれない。
何か、打破する策は無いか。
どうにか、レイン先輩を思いとどまらせる方法は…
『…あ』
そうだ。
良い方法思い付いた。
というか今まで何故これを思いつかなかったんだ自分。
私はレイン先輩をなるべく威圧的に見つめた。
「…？(さっきと雰囲気が…)」
『本当にする気？
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「！」
レイン先輩は私の様子が変わったことに驚いたからか、動きを止める。
『私の魔力を奪うなんて…とんだ阿呆鳥ね』
「……�犹筬瓠�」
『クスッ』
「…！」
『髪を触ってみたら』
床についた私の頭をレイン先輩は触る。
そして、違和感に気付く。
「この黒髪、作り物…？」
『クスクス』
レイン先輩は私の黒髪を掴み、外す。
「…女の子だったんですか」
私の長い茶髪を見ながら、先輩は呟く。
…ふふふ、それだけじゃないぞ若造よ。
『ねえ、サクッス王国の�猖睇鵜瓩量樵阿鮖廚そ个靴討澆董帖�』
ハッとして、先輩は私の顔、特に魔姫の特徴である紫色の瞳を見つめる。
「___……はあぁぁ」
レイン先輩は長いため息を吐いた。
「A・レーナルト…
成る程、シュリ・アルディアが貴方に傾倒するのにも頷けます…。
苗字が違うのは身分を隠すためですか」
『そうだよ』
レイン先輩は諦めたように、苦笑しながら肩をすくめた。
もう魔力を奪う気は無いみたいだ。
さすがに、�猖睇鵜瓩房蠅鮟个靴燭蕁�学校にいられなくなる。
私が一般生徒なら、生徒会長の権限とか人脈で揉み消せただろうけれど。
．
．
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むっふぃ〜(プロフ) - ユーホニア大森林が来た時点で私は確信してしまった．．．この作者なら仲良くできｒ(((とても面白いです！これからも更新頑張ってください！！ (2018年9月9日 16時) (
レス) id: 3afe744d97 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - 初音さん» 本当ですね(;ﾟДﾟ) ご報告感謝です (2017年9月2日 20時) (レス) id: ab31b519ce (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 28の、「76時間耐久激痛」のとこ、丸3日間なら「72時間耐久激痛」ですよ！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - のんいろ。(レオンさん» コメントありがとうございます。お察しの通りです（笑）ぼちぼちですが更新頑張ります(*'ω'*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: 19bb651143 (このIDを非表示/違反報告)
のんいろ。(レオン(プロフ) - クラ…サクッス…ユーホニア…あっ(ストーリーが私の好みすぎて続きが気になってしかたないです…！更新頑張ってください！！ (2017年2月20日 17時) (レス) id: 98639aa88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆黒の羽 | 作成日時：2015年12月18日 18時
