episode*24 ページ28
***
シュリの気持ちを知って、
さらに仲良くなれた。
私は今、唯一の友☆シュリと一緒に移動教室中だ。
話が変わるが、
魔法大学中等部では、魔法の他に、国数理社音体技家美…など普通の教科も勉強する。
ちなみにこの世界に英語の勉強は無い。
次の時間は音楽だ。
シュリと二人で移動教室中である。
「A様はピアノは弾けますの？」
『…たしなむ程度には』
そう答えたとき、
近くを歩いていた女の子が、「ピアノを弾くA君…至急仲間に知らせなくては！！」と呟いているのが聞こえた気がしたが気のせいだろう。
「では今度私のヴァイオリンと合わせてみませんか？」
『それは素敵だね』
「おお！きまりですね！」
そんな穏やかな話をしていると…
ドン！
「わ」『あ』
話に夢中で誰かとぶつかってしまった。
相手を見ると、緑色の制服の男の子だった。
二年生…先輩だ。
『すみません、俺の不注意です。
お怪我はありませんか…？』
「いえ、問題ありませんよ」
にこっと微笑む先輩。
おお、イケメンだ。
薄い金色の髪に、深い青色の瞳…王子系イケメンだ。
「もしかして君は、A・レギルト君ですか？」
『…？そうですけど…』
なんで名前を知っているんだろう。
「君の魔法師としての才能は、あの実力検査で見ていました。…もし良ければ、生徒会に入りませんか？」
『……は…？…えっと…あなたは誰ですか？』
「ああ、すみません。僕としたことが、申し遅れてしまいました…」
王子系イケメンはそう言って苦笑いをする。
…わあ、苦笑いがかっこよすぎる。
「二年のレイン・セントローレンスです。
中等部の生徒会長をやらせて貰っています」
…！？
生徒会長って…実力検査優勝した、あの。
「改めて、A・レギルト君。
生徒会に入りませんか？」
なんて凄い人と話しているんだ私は…。
レイン先輩は私に手を差し伸べる。
それを自然な流れでとりかけたそのとき、カミヤとの会話を思い出した。
――君は、少し幸せになれる
――簡単なことさ。
――�爛譽ぅ鶚瓩陵兇い鮹任襪世院�
レインの誘い…この事だ。
正直カミヤはあんまり信用していない。
二日前に会ったときだって、イケボのせいで流れを持って行かれた。
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むっふぃ〜(プロフ) - ユーホニア大森林が来た時点で私は確信してしまった．．．この作者なら仲良くできｒ(((とても面白いです！これからも更新頑張ってください！！ (2018年9月9日 16時) (
レス) id: 3afe744d97 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - 初音さん» 本当ですね(;ﾟДﾟ) ご報告感謝です (2017年9月2日 20時) (レス) id: ab31b519ce (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 28の、「76時間耐久激痛」のとこ、丸3日間なら「72時間耐久激痛」ですよ！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - のんいろ。(レオンさん» コメントありがとうございます。お察しの通りです（笑）ぼちぼちですが更新頑張ります(*'ω'*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: 19bb651143 (このIDを非表示/違反報告)
のんいろ。(レオン(プロフ) - クラ…サクッス…ユーホニア…あっ(ストーリーが私の好みすぎて続きが気になってしかたないです…！更新頑張ってください！！ (2017年2月20日 17時) (レス) id: 98639aa88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆黒の羽 | 作成日時：2015年12月18日 18時
