episode*20 ページ24
Aside
＊
目が覚めた。
そこは、見覚えのある真っ白な空間だった。
壁もなければ、床もない。
ひたすら真っ白の、キモチワルイ空間。
確か、貧血で倒れた筈なのに。
「…やぁ、Aちゃん」
見覚えのあるモザイクの神ヤロウもいる。
あれ、名前なんだっけ？
「あ、相変わらずひどいね…僕の名前はカミヤだよ。」
『何の用？』
実に13年ぶりの再会だ。
もし用がないなら、赤ちゃん転生のせいでオムツやら何やら大変だった件について一発殴っても良いかな。
「わあ、それは災難だったね(笑)
…でも残念、もちろん用はある。
�爐気気い覆�願い�瓩鬚靴燭い里機�
『…ああ』
そんなようなことを言っていたね。
13年前のことだからよく覚えてないけど。
『拒否権はないの？』
「まあ拒否権は無いけど…この�爐�願い�瓠�君を幸せにするためだとしても？」
『幸せ…？』
「…だって、前の世界では不幸だったでしょ？」
そう言って、カミヤはその中性的なイケボを生かした甘く優しい声で、私に近づいてきた。
嫌に鼓膜を刺激するイケボに、私はギョッとした。
『…なに』
「ねぇ…僕は、君に幸せになってほしいだけなんだ」
耳元で、どこか切ない声で囁かれる。
脳に直接響いて、思考が侵されていく…
なんだこれ…。なんだこれなんだこれ…。
頭がぼーっとしてきた。
．
『しぁ、わせ…？』
「うん。そう。幸せ。欲しいでしょ？笑顔の絶えない幸せな日々」
『…』
そんなの、だれだってほしい。
わたしもほしい。
______ずっとほしかった。
「じゃあ、ひとつだけ、僕の�爐気気い覆�願い�瓩鯤垢い討�れるかな…？
それだけで君は、少し幸せになれる。君の前の世界とは、雲泥の差だ。」
『…そ、れは、なに？』
「簡単なことさ。
��____�瓩陵兇い鮹任襪世院帖�
『え？』
「おっと！もう時間みたい！またね！」
カミヤがそう言うと、転生したときみたいに、カミヤを中心に眩しい光が広がっていった。
ぼーっとしていた頭が急に覚醒しだす。
…待て待て待てこの神ヤロウ！一体、どういう意味？
カミヤに手を伸ばすものの、眩しすぎる光に飲み込まれ、また意識を失った。
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むっふぃ〜(プロフ) - ユーホニア大森林が来た時点で私は確信してしまった．．．この作者なら仲良くできｒ(((とても面白いです！これからも更新頑張ってください！！ (2018年9月9日 16時) (
レス) id: 3afe744d97 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - 初音さん» 本当ですね(;ﾟДﾟ) ご報告感謝です (2017年9月2日 20時) (レス) id: ab31b519ce (このIDを非表示/違反報告)
初音 - 28の、「76時間耐久激痛」のとこ、丸3日間なら「72時間耐久激痛」ですよ！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: c5530373f4 (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の羽(プロフ) - のんいろ。(レオンさん» コメントありがとうございます。お察しの通りです（笑）ぼちぼちですが更新頑張ります(*'ω'*) (2017年3月1日 19時) (レス) id: 19bb651143 (このIDを非表示/違反報告)
のんいろ。(レオン(プロフ) - クラ…サクッス…ユーホニア…あっ(ストーリーが私の好みすぎて続きが気になってしかたないです…！更新頑張ってください！！ (2017年2月20日 17時) (レス) id: 98639aa88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆黒の羽 | 作成日時：2015年12月18日 18時
