【HQ×野崎くん】マネージャーは漫画家のアシスタントをしてました。【男主】

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［佐倉 千代side］


「野崎くんの漫画に、七瀬川くんって出てこないの？」

「そうだな…最初、ヒロインで描くつもりだったんだが、見た目そのままで描いたら怒られた」

「…せめて、男の子にしてあげなよ」



野崎くんはペンと髪を取り出すと、さらさらと男の子を描き出した。
そこには可愛らしい男の子に、
『可愛いなんて言わないでよ、俺だって男なんだから』
のセリフ…



「どうだ？サブキャラとして使おうと思ってる」

「野崎くん…怒られるよ」

「おい、お前ら何してるんだ？」



そこに来たのはみこりん。
野崎くんはみこりんに「新キャラだ」と七瀬川くんをモデルにした男の子を見せる。



「へー…かわいい系キャラってやつか…
いいんじゃねーの？」

「よし、じゃあ次の回はサブキャラの話でいこう。女の子役は誰にするか…」

「そうだ！七瀬川くんにいい感じのモデルいないか聞いてみたら？七瀬川くん、バレー部みたいだし」

「…そうだな、今日も俺ん家呼ぶか。あ、御子柴も今日、背景頼むな」



野崎くんはそう言って、教室に戻っていく。



「…七瀬川って、誰だ？」

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