幼馴染みに付いた虫［ 黄 × 青 × 緑 ］

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新しい服買ってるんるんな章ちゃんと、店出ても未だにブサッとしてる大倉。




「御前いつまでブサッとしとんねん」


「……」




不満げな顔で俺の顔をチラッと見る。




「何やねん」


「…別に」








「あ！苺！苺フェアやって二人共！！」




そんな大倉を知ってか知らずか、大好きな苺のフェアをしているカフェを見つけてハイテンションな章ちゃん。




「お腹空いてきたし、ここでなんか食べよか」




結構お洒落な雰囲気のカフェでお店の中は女の子ばっかりやから、男3人で入るの抵抗あるけど まあ章ちゃん
ぱっと見どっちかわからへんし、めっちゃ入りたそうやしええか。




「ほんま！？やったぁ〜！」




ちっちゃい子みたいに万歳して喜んでるし。




「大倉もここでええやろ？」


「俺は食べれれば何でもええよ。ちょっとトイレ行ってくるから章大と亮ちゃん先入っといて」


「ん、わかった」




未だに不満顔でトイレに向かう大倉を見送って店に顔を向けると、既に店に入ってる章ちゃんと目が合う。




「亮はやく〜！」




目キラキラやしほんまに子供やん。








「あれ？たっちょんは？」


「トイレやって」


「たっちょんお昼いっぱい食べてたもんなぁ。大丈夫かなぁ？」




大倉が可哀想やから大きい方前提で言うのやめたって章ちゃん。



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