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「ふふっ、エマが？」
ノーマン「エマらしいだろう？」
私達は寝室でお泊まりみたいな、
ちょっとしたワクワク感を味わいながら思い出話に浸った。
枕を抱きしめノーマンの隣に座ってその思い出話に、
笑いながらココアを飲んだ。
夢見たい。
こうして隣にノーマンがいることに。
「…二人に、みんなに会いたいね」
ノーマン「…そうだね」
私はそう言ってココアを置いてギュッと枕を抱きしめた。
ノーマンは懐かしむように天井を見上げている。
私も二人に会いたい…エマ…
レイ…
ノーマン「…」
私はレイの名前を言う度胸が締め付けられる。
レイ…大丈夫かな。エマ、上手くやれたかな。
私、何もできずにハウスを出たから心配だな…
「あー、寝るのが勿体無いな…
ねえ、今度はチェスしよ！」
私はそういって今度はチェスのボードに手を伸ばした。
その際ノーマンがその手を重ねた。
私は驚いて隣にいるノーマンを見つめた。
ノーマンは真剣な瞳をしていて私は戸惑う。
「ノーマン…？」
ノーマン「A」
ノーマンはそう言って重ねた手をギュッと握りしめた。
私はそんな仕草にビクッとする。
指の隙間を沿って、お互いの指を絡ませるように手を握る。
ノーマン「レイがどうなったか気になるの？」
「…そりゃ、気になるよ？
エマも…」
そう言えばノーマンはより目を細めた。
私の手は未だ離してはくれない。
ノーマン「友達として？」
「！」
ノーマンは、確かにそう言った。
私はそれを聞いて目を見開いた。
友達、として…？
ノーマンは私の気持ちに気づいていたの？
だとしたら何故こんな風に聞いてくるのだろう。
「ノーマン、どうしちゃったの？」
私は苦笑いしてノーマンから顔を逸らした。
でもノーマンは私の頬に手を添えてノーマンの方を見るよう向かされた。
ノーマンを見上げれば、悲しそうな、そんな顔をしてた。
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白楊(プロフ) - 似たような内容の小説を読みました (3月27日 12時) (
レス) id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - あぁぁぁぁぁぁぁ…好きです…！！！ゆっくりでも更新していただけると嬉しいです…！！！気長に待ってます！！ (1月16日 17時) (レス) @page17 id: efeff932b9 (このIDを非表示/違反報告)
菜々美(プロフ) - 更新ありがとうございます！！待ってましたー！！！ (11月28日 16時) (レス) @page16 id: 8f4a0109ee (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 更新ありがとう御座います。度々読み返させて頂いていて毎回素敵な作品だと実感します。是からも応援しております！無理せず自身のペースで頑張って下さい！ (11月25日 22時) (レス) @page15 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
すーぱーぬこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！ずっとこの神作品の更新を楽しみにしていました！すごくうれしいです、、、 (11月25日 21時) (レス) id: 772e354f53 (このIDを非表示/違反報告)
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