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私が孤児院を出た日.12 ページ22

それからは過労気味の私を気遣ってか
1番にお風呂に入れてもらい、
寝かせてもらえることにした。

部屋の説明も明日してくれるらしく?

今日はママのベッドまで案内してもらい
すぐ眠ることになった。


ママが扉を閉める音が聞こえ、
そっと布団を引き上げる。

4月の初めの方ながらまだ肌寒い訳で。

一息の静寂。


思考が全身を巡るように、
無意識に回っていく。


顔面偏差値が高い。

家が広い。

お母さんが若い。

お父さんに会っていない。

8人兄弟な上6人は孤児院から引き取られている。

セキュリティ抜群。


まぁまぁ怪しいが……もう今更感あるしなぁ。

新しい環境に来た事への寂しさも払い、
寝る準備に入った。









謎の多すぎるお母さんと、









ガサツだけど優しい長男と、









眼鏡でガリ勉君の次男と、









元気ハツラツな母親似の長女と、









不良ツンデレのコンボが凄まじい三男と、









ちょっと固くて不思議な次女と、









オタク満喫してるツインテールの三女と、









同級生の生徒会長と、









私。










そんな8人兄弟の騒がしくも面白い日常が、

始まる。

________________________
私が孤児院を出た日。
________________________









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皆に家案内をして貰った日.1→←私が孤児院を出た日.11



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作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
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作成日時:2020年11月7日 8時

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