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第2戦 ページ3
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「まぁ、とりあえずオークションの関係者を早く見つけないとね··」
そう言うと零は重いため息をついた。
「まぁ、そんな焦らんでもええんとちゃう？」
部屋の入口を見ると気だるそうに方を回しながら歩いてくる男--翔｡
「相変わらず早いんだな翔の旦那。」
「んー､まぁ、今回は女やったからなぁ早めにはいてくれたわ｡」
ふぁあ··と欠伸をする翔
「で？どうだった？」
「んーん。外れやったわ。自分はそんなん知らへんって｡」
ふるふると首を振る翔を見てガックリと肩を落とす零
「またかぁ····」
ポンポンと零の肩を叩く薬研｡
「あ、そうや。A､天が報告しに来るようにって」
「うへぇー·····またすぐ仕事なんじゃないの····今帰ってきたばっかなのにさぁ。」
それでも報告しないと後々が怖いので重い腰をあげ、部屋を後にする。
「····主、代わりに行ってこようか？」
心配そうに見てくる鳴狐
「ん？いいよ。ソファに座ってたから疲れも取れたし、気にしなくていいよ｡」
「···そう。」
私の目線の少し上にある鳴狐の頭を撫でると擽ったそうに目を細めた。
あーまじ癒し。私の初期刀癒し。
とっとと報告終わらせて寝たい｡
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作者名：霧雨 x他1人 | 作成日時：2017年2月6日 0時
