猫の群れはマネージャーを求む【音駒】

3年生 ページ30

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「リエーフふざけんなこんなんでバテてんじゃねぇ！！！！！！！！」



リ「怖ぇえええええええ！！！」



夜「お、おぉ…アレが噂の小学生頃の男勝りなA？」



海「はは、夜久に似てるね」



夜「え」



「あ、つい…まぁいっか、みんななら受け入れてくれるよね！てことでリエーフもう10本！！！！」



リ「前まではまだ言い方はここまで厳しくなかったのに！横暴っす！！！！！」



「プラス20」



リ「ひでぇ！！！！！！！！」







夜「久しぶりに飯食って帰ろーぜ！！Aもマネ再開してからまだ行ってないし！！」



海「お、いいね」



「そー言えば1年の時は頻繁に4人で行ってたっけ」



黒「どこ行く？」



海「俺はなんでも」



黒「魚！」 夜「肉！！」



「「あ？？？？」」



「このやり取り何回も見たわ、、、私お好み焼き食べたい」



海「じゃあ行こう」



「「えっ！？！！？！！！？！！！？！」」






「美味し〜！」



海「幸せそうでよかった」



夜「次は肉食おーな！！」



黒「あぁ！？魚だろ！！！！」



「うるさい黙って」



「「すみません」」



海(この中で一番強いのは…今も昔もAだなぁ)



黒「…あと、少しだ。春高予選…まずは1次。もし、負けたら」



夜「負けねぇよ、俺たちは」



海「…うん」



「クロ、辛気臭い」



黒「仕方なくね…！？」



「…私さ、2年の時も3人の傍にいればよかったと思ってる」



「「「！」」」



「何度も、何度も…呼びに来てくれたけど、私はあの時も“面白いもの”を見つけるのに必死だった。あの時は音駒のバレーあんまり面白くなかったから…辞めても後悔はなかった。3人とは部活じゃなくても会えるしね。




…でも、3年になって練習をこっそり見に行った時思ったよ。あぁ、頑張ってたんだな…って。私はみんなを裏切ったけどみんなは頑張り続けたんだなって」



夜「A…」



「でも私、謝らない。謝るつもりもない。過去は変えられないし…私は今、みんなを全力で支えるって誓った。だから…もっとみんなのプレーを見たいから、頑張ろう。言ってたじゃん、目標は【全国制覇】って。あれ、面白くて今でも笑える」



「「なんでだよ！！！！」」



「そこまで力を入れてなかった音駒のバレー部に追い風を吹かし始めたのは君たち。…後輩にいい背中見せて終わろ！」ニッ



「「「おう！」」」

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