検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:12,520 hit

027 『水柱』 ページ29

「む……無理…」

 「はいはい張り切って行きましょう」

 「無理です!」


 現在夢の女子高校生こと森本花奈を弾幕レッスンという世にも恐ろしい訓練でいじめているのは完璧で瀟洒なメイドこと十六夜咲夜さん。

 なんでこんなことになっているのかというと私が弾幕が出せたことを自慢して使いこなせるようになりたいと言ったらこうなりました……ん? 自業自得……?



 「あらあら、苦戦してるようね咲夜、私がお手本を見せてあげたほうがいいかしら?」

 「も、申し訳ありませんお嬢様! 何分こういったことは始めてでして……」

 「いいからいいから、今なら忌々しき太陽も出てないし教えてあげられるわ」



 私が教えてもらってるとどこからか現れたレミリアさん、咲夜さん、私のせいで怒られてしまってホント申し訳ないです……。



 「まぁちょっとストレス発散も兼ねてスペル使わせてもらうわよ」

 「え?」



 スペル? なんだろう、咲夜さんは何か焦ってるように見える。



 「ちょっと離れててね…………神槍『スピア・ザ・グングニル』!」



 レミリアさんが叫ぶと同時にレミリアさんの周囲に赤い光を放つ大きな球体が出現し続ける、それは光の強さも大きさも私の弾幕の何十倍ものものだった。


 その赤い球体がレミリアさんの手の中に集まっていく、すると弾幕と同じように光を放つ赤い槍が出現した、それをレミリアさんは振りかざして……―――――投げた。


 それは一直線に飛んでゆき近くの湖に落ちた。すると耳をつんざくような轟音と共に十数メートルにはなるであろう巨大な水柱が立った。



 「ふぅ……スッキリしたわ。さ、練習を始めるわよ」



 ……私はこの世界で生きていけるのでしょうか?

謝罪とお礼→←026 『現在地』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

阿須波(プロフ) - 雪猫さん» うぐ……言うてくれるな (2016年11月25日 18時) (レス) id: b6c158c874 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 阿須波さん» だねw誤字脱字無くなったと思ってたのにw (2016年11月25日 17時) (レス) id: 4502338fd1 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 雪猫さん» ぽっちゃりみたいになってしまった(笑) (2016年11月25日 17時) (レス) id: b6c158c874 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 阿須波さん» ぽったりになってるよー←ぴったりの間違いでは? (2016年11月25日 17時) (レス) id: 4502338fd1 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - レモンジュースさん» いやー僕の名前実在の神様の名前を元にしてるんだけどこのストーリーにぴったりだったからw ちなみに足場と旅立ちの神様で宮中の守護神、夜久さんにぽったりでしょ?w (2016年11月25日 17時) (レス) id: b6c158c874 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:阿須波 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年10月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。