ヒットマン ページ31
待って…。十四松さんとは普通に楽しくお話をしていたはず……。
また倒れた!?てか、わたしが倒した??!!
ど、どうしよう!?
今喋ったのは…、トド松さん、緑のパーカーの方、十四松さん…、あと1人は誰だろ!?
でも、そのうちの2人を倒してしまった!!?
これはすっごい怒られる!眼鏡取って今日は帰らなきゃ!明日は謝りに行くけど…今日はさすがに無理だ!
眼鏡…!!!
「眼鏡、返すわ。」
その時すっと声が通った。
よ、良かった…!これは最初に眼鏡取った人だね…!
たぶん、この人もわたしがここまでやらかすとは思ってなかったんだよね…。この人も被害者だ…。
『すみません、明日謝りに伺います…、ほんとにごめんなさい!』
取りに行かなきゃ…!謝りながら声のする方へ向かったつもりが、どうやら的外れだったらしい。
『うわああっ!!』
ぶつかった……!!
一松side
一松はAの引き起こした騒動を呆然眺めていた。
な、何あいつ……!?
ただのど天然な女かと思ったら…!?クソ松と間違えられたのはむかつくし、あいつ弄るのは楽しいけど、そろそろ一家全滅だわ…!
「おい、A…だっけ。眼鏡、返すわ。」
うわ、めっちゃ顔に出すタイプだな、こいつ。
にこにこしやがって……
『すみません、明日謝りに伺います…、ほんとにごめんなさい!』
まだ来る気かよ…ほんとこいつ変だ…。
「ん」
彼女は申し訳無さそうにはにかみながら歩いていく。
!?
ちょっと待て!!クソ松にぶつか………ったわ。
カラ松side
A…なのか、ほんとに!?大胆にも程があるぞ!?
一松、いい加減に……!
「…返すわ。」
良かった…。
ふとAをみると嬉しそうにこちらへ…
こちらへ!?
突っ込んできた!!!
『しゅ、すみません…!あの、どなたか分かりませんが…!ほんとにごめんなさい!!』
Aの髪がカラ松の肩にかかる。腕はぎりぎりの場所に置かれ、両足が重なる。そしてAの顔が近づく。
ああ……床ドンだな、これは……。
慌てた様子でAがどく。何かフォローをしてやりたいが……さすがに無理だ………
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作者名:なえ | 作成日時:2016年8月13日 13時