見分け方見つけました ページ30
待って待って!?カラ松さん?が倒れた!?
…待ってこのひと違うかも…。ゆっくりと見る。
この人は…緑色のパーカー……。おそ松さんは赤のパーカー…。トド松さんはピンクのパーカー…。
間違いない。この家族は色ごとに分けてるんだ…。
一気に血の気が引くのが分かる。
ど、どうしよう!?この男の人、わたしが倒してしまった!!!!
恐ろしい罪悪感に苛まれているわたしの元に衝撃が走った。
『…うわあっ!!!!』
「Aちゃんだーーー!!!!!!」
飛びついて来たこの人は…
驚いたわたしの声より元気な……黄色の服!!
『十四松さん!!』
「ぴんぽーーーん!!!!」
彼は嬉しそうに両手で大きく丸を作ってみせる。
良かった!眼鏡を持っていたのは十四松さんだ!!
『ありがとうございます、十四松さん、安心しました!』
眼鏡眼鏡…パーカーのそでで持ってるかどうかわかんないな…。でも、十四松さんなら間違っても怒らないよね?
「え!!!?」
両手をぎゅっと握る。あれ、持ってない?
「あ、あの……」
『すみません、勘違いしたみたいです』
「そ、そっすか…」
十四松さんって小さい子思い出すなあ…。
『可愛いですね…』
倒れた!!?
十四松side
今日家にAちゃんが来てくれたよーーー!!!!
Aちゃん、すっごい目がわるいみたい!!兄さんたちと遊んでる…けど、Aちゃん構ってーーーーーーーー!!!!
どーーん!!
『うわあっ!!!』
ぶつかったAちゃんは目をぱちぱちとさせてこちらを見る。
Aちゃん可愛いー!また会えて嬉しい!!!!
『十四松さん!!』
やったーー!!当ててもらったよーー!!!
「ぴんぽーーーん!!!!」
Aちゃんにこにこしてて可愛いっす!!またいっしょにやきうした……!?
り、両手掴まれた………
なにこれ…………
『勘違いしたみたいです』
うあ…なんかAちゃん見れない…
「そ、そっすか…」
なんとか返事してAちゃんを見る。
『可愛いですね…』
すると彼女は微笑を浮かべて顔を傾けた。そしてこちらに愛おしそうにそんな言葉をぶつけた。
彼女の透き通った、暖かい笑顔に全身が熱くなり頭に血が上る。
……ありが特大サヨナラホームラン!!!!!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:なえ | 作成日時:2016年8月13日 13時