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一歩遅かった ページ29

カラ松side

兄貴が運んで来たのは大胆な照れ屋こと、カラ松ガールのAじゃないか!?

しかしブラザーたちは全員面識があるんだな…。
分かっていたことだが…。

布団から出たAは一松と押し問答を繰り返している。
……表情から分かるが、一松はすっかりお気に入りみたいだな。おい、そのへんにしておかないとAが可哀想だ…。

仲裁に入ろうとした時には既に彼女は業を煮やしたようで…。きっとこちら側を睨んだ。

『カラ松さん!!』

え!?オレ!?

どうやらガールは本当にかなり目が悪いみたいだな…!
誤解を解いてやらねばな。と思った矢先にAが歩いて行ったのはオレでは無くチョロ松の方。

!?

ち、違うぞカラ松ガール!!!!揉めるなよ!?

『自己紹介したじゃないですか…』

わかっているぞ!そいつは俺じゃない!

悲しげなAに声をかけようとしたが、遅かったみたいだな。Aはオレよりも焦りながらブラザーに顔を近づけた。

そしてチョロ松の倒れる音が響いた。

見分け方見つけました→←Sっ気


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設定タグ:おそ松さん , 逆ハー , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:なえ | 作成日時:2016年8月13日 13時

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