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「海青くんっ」
海「…」
「…？海青くん、どうしたの？」
海「どうしたのって、分からんの？」
走って追いつくと、振り返って
眉間にシワを寄せながら私を見下ろした
…怒ってる…
きっと、さっきので彼はご機嫌ナナメな様子
海「…はぁ、不安やねん、Aのことが好き過ぎて」
「…分かってる」
海「全然分かってない。忙しくて会われへん間に、Aが他の奴と飯行ったりも嫌」
「…え…」
海「他の奴に話し掛けられてるのも嫌やねん」
「海青く…」
海「……何か俺ばっかりが好きみたい」
顔を歪めながら唇を噛み締めると
呆れた顔でふっと口角をあげ
自分の前髪をくしゃっと触り
深くため息をついて歩き出した
「…分かってない」
海「何？」
「何も分かってないのは、海青くんの方だよ」
海「A」
彼の元まで歩いて、彼の胸に
ぎゅ、と抱きついた
大きな背中に腕を回して自分なりに力を入れる
驚いて困惑する彼は
心配そうに私の髪を撫でた
顔を覗き込もうとする彼を避けるように
自分の顔を胸に埋める
「海青くん…好きだよ」
海「…A」
「…大好きだよ」
海「ごめん…言い過ぎた」
彼を見上げると、しゅんと切なすぎる顔を
しているもんだから
思わず、私から彼に唇を重ねた
驚いた顔が、幸せそうな笑顔に変わる
私の気持ち、少しは伝わったかな
もう大人なのに、私のことになると
少年のようになる君が、大好きだよ
「…本当、先輩なのに子供だね」
海「ふ…うるさいわ 笑」
「ふふ 笑」
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−1010(プロフ) - こんばんは！以前からそら。さんの作品を拝見していました！もしサイトの移行されていましたら、可能でしたら教えていただきたいです(*^^*) 急かしているつもりはありませんが、嫌な気持ちにさせてしまいましたらすみませんzro゛ (2022年4月10日 20時) (
レス) id: 2a853c864b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - こんばんは！サイトの移行はいつ頃になりそうでしょうか？とても楽しみにしております。 (2022年1月28日 2時) (レス) id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - おかえりなさい！更新、ずっと楽しみにしておりました。サイトで再活動、楽しみにしております。 (2021年12月29日 4時) (レス) @page48 id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
けんきち(プロフ) - おかえりなさい。ずっとお待ちしておりました。これからも楽しみにしております！ (2021年12月25日 12時) (レス) @page48 id: cd885ae626 (このIDを非表示/違反報告)
niji(プロフ) - 楽しみに読み返しながら待ってました⭐︎ (2021年12月25日 7時) (レス) @page48 id: 40e8fd5cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。
| 作成日時：2020年2月18日 7時
