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少し前に私にも彼氏が出来た
と言っても、向こうから言われて
一時的に付き合った
私が樹に対する想いは、あってはいけないこと
だから忘れられるかなって
別の恋をすれば
こんな叶わない恋から抜け出せるのかなって
それからちょっとして、樹にも彼女が出来た
苦しかったけど、これで良かったんだ
そう思ってたのに、
一生懸命、私を好きで居てくれる彼の隣で
涙が止まらなくて、心が痛くて
" Aちゃん、他に好きな人いるんでしょ "
って言われて
自分の気持ちには嘘はつけなかった
伝えなければいい
知られなければいい
樹の側に居れたら、それでいい
樹にもそのうち結婚したい相手が出来る
それまでは、私の自分の気持ちは閉まうから
側に居たい。そう決めたんだ
私と樹の部屋は隣同士
小さい頃は怖い夢を見た樹を
私の布団に入れて一緒に寝たっけな
可愛かったなぁ
樹「姉ちゃん」
「っちょっと、ノックくらいしてよ」
樹「漫画続き貸して」
「聞いてる？…もう、勝手に取って」
寝る前、ベッドに寝転んで携帯をポチポチ
相変わらずノックもしないで
部屋に入ってきては、私の漫画棚を漁る
意識してるのは、私だけ
向こうは小さい頃から変わってない
思春期、みたいなの無いものなのかな
樹「これ、面白いね」
「でしょ！？全巻あるから持っていきなよ」
樹「うん、また取り来る。おやすみ」
「おやすみ〜」
いつものようにそう言って
自分の部屋に戻る彼
私も電気を消して眠りについた
何だか良い夢のような、悪い夢のような
目覚めてしまえば、すぐに忘れてしまうのに。
寝返りを打とうとした時
上手く寝返りが打てず薄ら目を開けた
「…い、つき…？」
私の身体跨るように重くのしかかる影
髪の毛の感じやシルエットで
すぐに樹だと分かった
怖い夢でも見たのかな、なんて
寝惚けながら頭をわしゃわしゃと触るも
少し違和感を覚えた
暗闇でまだ目が慣れなくて見えないけど
多分…私を真っ直ぐ見てる
樹「姉ちゃん、…」
「ん…どうした…？怖い夢でも…」
樹「…A」
それは、一瞬だった。名前を呼ばれたと同時に
覆い被さるように影が迫り、そっと重なる唇
寝惚けていたのも、さすがに目を覚まして
状況を把握しようとする
「…な、…にしてんの…？」
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−1010(プロフ) - こんばんは！以前からそら。さんの作品を拝見していました！もしサイトの移行されていましたら、可能でしたら教えていただきたいです(*^^*) 急かしているつもりはありませんが、嫌な気持ちにさせてしまいましたらすみませんzro゛ (2022年4月10日 20時) (
レス) id: 2a853c864b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - こんばんは！サイトの移行はいつ頃になりそうでしょうか？とても楽しみにしております。 (2022年1月28日 2時) (レス) id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - おかえりなさい！更新、ずっと楽しみにしておりました。サイトで再活動、楽しみにしております。 (2021年12月29日 4時) (レス) @page48 id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
けんきち(プロフ) - おかえりなさい。ずっとお待ちしておりました。これからも楽しみにしております！ (2021年12月25日 12時) (レス) @page48 id: cd885ae626 (このIDを非表示/違反報告)
niji(プロフ) - 楽しみに読み返しながら待ってました⭐︎ (2021年12月25日 7時) (レス) @page48 id: 40e8fd5cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。
| 作成日時：2020年2月18日 7時
