【魅力的な彼氏】川村壱馬 ページ4
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頑張っても頑張っても、報われないとき
頑張った結果が、思うように出なかったり
伝えたい思いとは、別の方向で伝わってたりして
嫌になる日が、数年に一度、やってくる
マスター「お、壱馬くん」
壱「マスター、Aちゃん居る？」
マスター「一番奥の席だよ」
そんな時、とことん落ち込めばいいって
分かってるのに、どうしても這い上がろうとして
普段飲まないお酒に逃げる
こういう時、少しの量でも酔える自分を
ラッキー、って思える
壱「Aちゃん？」
「ん…」
壱「もう店閉まる」
聞き覚えのある声で、身体を揺らされる
頭が痛くて、ボヤ〜っとした視界の中で
見えるのは、絶賛片想い中の壱馬くんだった
壱「歩ける？」
「何で、壱馬くん…？」
壱「マスターから連絡来た」
「何で…？」
壱「何でって…ここ俺の行きつけってこの間教えたやろ？」
あぁ、そうか…
この間、合コンした時にわたし
彼と2人で二次会でここに来たんだっけ
彼に会えない寂しさから
会えたらいいなって思って
無意識に足を運んでいた
連絡は取り合っていたけど
仕事で忙しくて会えなくて
二度目は、デートしようっていい感じだったのに
泥酔した私を介抱するために
こんな夜中に呼び出してしまった
「あ…ごめん、大丈夫、帰れる」
壱「いや、こんな酔ってたら無理やろ」
「大丈夫、本当にごめんね…わ…っ」
壱「ほら……送るから。」
フラフラする意識を懸命に保とうと
無理やり立つと、見事に崩れ落ちる足元
細い身体からは想像できない男らしい力で
私の身体を支えてくれた
きっと、呆れられてるだろうな
マスターにお礼を言うと
私を支えてくれながら、店を出て
タクシーが停まると
私を先に乗せてくれた後に彼も乗り込んだ
こんな時に不謹慎なのに、
彼の香水のいい匂いが香る
彼から…離れたくない
壱「家どこ？」
「家は…」
壱「…？」
「…壱馬くん家はどこ？」
私の思いを察したかのように
彼は自分の家の住所を運転手さんに伝えた
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−1010(プロフ) - こんばんは！以前からそら。さんの作品を拝見していました！もしサイトの移行されていましたら、可能でしたら教えていただきたいです(*^^*) 急かしているつもりはありませんが、嫌な気持ちにさせてしまいましたらすみませんzro゛ (2022年4月10日 20時) (
レス) id: 2a853c864b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - こんばんは！サイトの移行はいつ頃になりそうでしょうか？とても楽しみにしております。 (2022年1月28日 2時) (レス) id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - おかえりなさい！更新、ずっと楽しみにしておりました。サイトで再活動、楽しみにしております。 (2021年12月29日 4時) (レス) @page48 id: 687bf5db1b (このIDを非表示/違反報告)
けんきち(プロフ) - おかえりなさい。ずっとお待ちしておりました。これからも楽しみにしております！ (2021年12月25日 12時) (レス) @page48 id: cd885ae626 (このIDを非表示/違反報告)
niji(プロフ) - 楽しみに読み返しながら待ってました⭐︎ (2021年12月25日 7時) (レス) @page48 id: 40e8fd5cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら。
| 作成日時：2020年2月18日 7時
