REBORN ―己の使命。そして存在― (ページ16)

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何々？彼女？ページ16

貴「ユーキ!!」

ﾔﾍﾞｯ…。

ツ「??誰か儂多君の事呼んでない…？」

祐「あ、あぁ…同僚ってか…まぁそんな感じの奴だ。ちょっと待ってろ。」

そういってマイクとカメラを服に押し当て、小声でイタリア語で喋った。

祐「…電話中なんだけど。」

貴「誰と電話してんの？すごく楽しそうだけど、彼女？」

祐「そんなの、いない。第一全員男だ。」

貴「へぇ。」

祐「で、何の用だ。」

貴「別に？彼女かなー？って思っただけ。それなら色々悪戯してやろうと思った

のに。残念。」

祐「…あのなぁ…。」

文句言ってやろうとしたらスピーカーから…

？「誰と電話してんの？」

聞きなれた、声。

背中に嫌な汗が流れる。

貴「女の子、いるじゃん。」

…はい、言うと思いました…。

そこ(A)、ニタニタ笑ってるんじゃない。

祐「…とりあえず、早めに電話を終わらせていくから。詳しくはその時、だ。」

貴「わかった。」

すぐに引き返してくれるのはいいが、そのニタニタ顔をやめろ。

祐「ﾌｩ…。…あー、悪い。」

雲「なに、彼女、」

祐「(どこぞの奴と一緒の事言うんじゃねぇよ…。)いや、違う。」

山「それよりも、今度来るって本当か？」

祐「あぁ。俺の友…いや、仲間…いや、同僚とだ…!!///」

酷い言い間違いをした…!!!////

？「ﾆﾋﾋｯ、祐樹、何照れてんのｗｗｗｗかっわいーｗｗｗ」

くそっ…!!!よりによってこいつがいるとは…

祐「うるさい、お前は恭也といち(ゲフンゲフン)してればいいだろ。」

…正直言いたくはなかったが、今は自分の身を守る(?)ためだとためらわずに

言った。

雲「祐樹…。///」

照れるな馬鹿ップル(？)

？「ﾆﾋﾋッ祐樹もそういうこというんだー…へぇー…ほぉー…」

＿＿＿はテレビ画面の中でニヤニヤしながら反論してきた。

…負けた。

祐「とりあえず、呼ばれてるから切る。また今度な。」

獄「あぁ。」

ツ「じゃあね!」

そういって画面は通信を切った後の画面になった。

さて、ロビーに行くか。

そう思ってゆっくり歩いて行った。

―――

貴「さすがルッス姉!!このアップルパイちょーおいしい❤」

私は右手にフォークを握りながらおいしいアップルパイをほおばっていた。

べ「姫って本当にうままそうな顔して食うよな、」

貴「だって本当においしいんだもん!!!ベルだってわかるでしょ!?おいしいもの

食べてると幸せな気分になるんだよね♪」

一言に、私はすごく上機嫌だった。